悪戯神様と天の子の冒険聖書64
え?トワクス何言ってるの?
「ええ?このまま御神木に向かうのではないですか?」
すると、トワクスはもじもじして、
「いえ、アマ様のご体調が心配でして…。」
確かに近づくほどにおいがきつくなってくし気分が悪くなる本当の原因であるつんとした嫌なにおいも強くなっていくでも、
「御神木に何かあったのかも知れません、参ります!」
「それはその通りですね。しかし、罠かも知れませんので慎重に参りましょう。」
罠?と言えばそうかも知れない。
凄いきついにおい!
御神木は森を抜けた丘の上にある。
「何これ?」
木は崩れ、幹はドス黒くなり、大部分がペンキのようにドロドロ溶けて、光るピンクと闇なのか毒なのか禍々しい黒が混ざり合い無惨な姿をしていた。
においがキツすぎてこれ以上近づけないけど黒い部分は動いているように見えた。
自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a