悪戯神様と天の子の冒険聖書81

草の下?いや上以外は早いと言う文字が被さっている。
よし、少し待とう。
すると、霧が徐々に晴れていき、草がまとまって出来ているローニの住居が見えた。
紛らわしい!霧が濃いうちに突っ込んでたら危ないところだった。
「何者だ!?」
突然、顔と手足、尻尾が狼で、胴体と言葉が人の若い男のような精霊が出てきた。
これがローニ?
トワクスはすかさず前に出て、
「突然失礼します、こちらが太陽神テラ様の神子であられるアマ様であります。」
と私を紹介し、私も、
「すみません、私はアマと言います。あの、こちらに眠っているとされる御神木の種を探しに来たのですけど?」
と、トワクスに続いてここにきた理由を説明した。
しかし、その男といつのまにかわらわら出てきた他のローニ達がブルブル震えだした。

自分に出来るお礼はノートを充実させることです(^_^)a