寒かったけどアツかったから問題はナシ

2月25日午前10時、1年と7ヶ月ぶりに訪れた横浜の最低気温は4.6℃、最高気温6.5℃の雨が降る寒すぎる日だった、でも前日までは雪予報も見かけたのでそれに比べたら小雨程度で救われた、そんな非常に体力削られる天候のなかひとり寒さに震えながらパシフィコ横浜国立大ホールへ、その目的はMASOCHISTIC ONO BAND(略称MOB)デビュー10周年記念イベント『MASOCHISTIC ONO BAND 10th Anniversary Gasoline Meeting』(以下ガソミ)に参加するためだ
MOB？ガソミ？なにそれ…という人たちはMOBオフィシャルサイト を見てほしい、よけい謎になるかもしれないけれど、ボーカル以外は素人のエアバンドということだけ覚えておけば大丈夫です、あとボーカルも神谷浩史小野大輔とは別人です、別人格です、過去には神谷浩史/小野大輔のDGSとONO-D/HIRO-CのMOBが対決するイベントもやってます、これについていける自分もどうかしてますね

閑話休題、今回のガソミの開演は17時、それなのにこんなに朝早く会場に向かったのは11時から開始される物販に参加するため、待機列先頭のガソリンたちは(MOBファンの名称)一体何時からこの寒さに耐えているんだ…凄すぎる…ロックだぜ…
結果、物販会場に入るまでに2時間かかりました、ホール内が暖かい、暖かいってこんなに安心できるのか…、夏の物販も大変だけど冬もとんでもないですね、そこからまた並んで買って、13時過ぎひとまず物販ミッションクリア、ところで実写アクスタって部屋に飾るの難易度高くないですか？今しか撮れない実写アクスタなので買ってしまいましたが、これを書いてる現時点でもスタンドではなく板のままです

16時過ぎに再びみなとみらい駅をこえて会場へ、向かう道中にもイベントグッズを身につけたガソリンたちがそこかしこに居て、いよいよだなと気分もあがってきます
ロビーに設置された愛の溢れるフラスタを眺めて、この空間にいる人たちみんなガソリン！！と謎の感動をしていざホールへ、今回ですね、当たり席だったんです、1階の10番代、中央寄り、ステージをオペラグラスなしでもしっかり見ることができる距離、今年の運は使い切ったなぁ…と、運なんて使うところあまりないので良いですけどね
会場を見渡せば3階までガソリンたちがぎっしり、ラジオ発のエアバンドのファンミにこれだけの人が集まって、同じ時間を過ごそうとしている、いつもはひとり電波を受信して聴いているコンテンツだからこそ、数年に一度のこの空間がとてもすきだ、目に見えるかたちでわたしたちは応援してますよ、と伝えることができる、そんな機会を与えてくれる内田社長、ありがとうございます、これからもずっとついていきます

しみじみしていると開演時間を告げるアナウンスが流れ、赤と青のキンブレの光が会場を埋める、綺麗、ところでキンブレって何本持つのが正解なんですかね？左右2本ずつ持ってもカラーチェンジするの大変じゃないですか？わたしはまだプロではないのでわかりません
静まり返った会場に流れるオープニングVTR、しかしこれが機材トラブルで一度止まる、そして何事もなかったように最初からもう一度流れる、会場からこぼれる笑い、緊張感が緩和される、続いて各メンバーにまつわる言葉がモニターに映るなか登場するメンバーたち、ところでリーダー、あなたのそれは…確かこれってニコ生でも配信されてますよね…？会場が一気にMOBイベントの空気感になり、前半トーク！後半ライブ！の3時間(予定)がスタートしました
※ちなみに、今回のロックな自己紹介のお題は「今日が誕生日の花澤香菜さんの好きなところ1つ言ってから自己紹介」でした

前半のトークパートでは各メンバーが考えてきたファンサをやるというファンミらしい内容(※以下ネタバレあり感想メモ)
・“〇〇するなら神谷浩史小野大輔どっち？”の２択質問コーナー「どっちのMOB SHOW」
3Mの「小野がより嫌」という回答があまりにもストレートでめちゃくちゃ笑った、こういうときの3Mはホームランだすよね、神谷は500/小野は80、HIRO-Cが椅子に座らずにずっと立って場を回していたのすきすぎる

・ダンスを失敗する度にメンバー全員がすっぱすぱお酢ジュースを飲む「MOBダンスチャレンジ」
あのSweeeet!!ダンスをまた見ることができてもう…あのめちゃかわダンスを考えてくれたSA.KANA先生ありがとう…！ボーカルの立ち位置がかわるところの振り付けがとてもすきで今回も見事に撃ち抜かれました、キンブレ振りながらリアルに「うっ…」ってなった、すっぱすぱお酢ジュースのフレーバーが変わって飲まなくていいのに気になって飲んじゃうHIRO-Cかわいい

・お題に失敗したらイスが爆破されるデスゲーム「イカ イスゲーム」
回答で理系男子。、モノクローム・ファクターがでてきたときの会場の盛り上がりと3Mの回答までの間がじわじわくるおもしろさ、1度目の爆破は不意打ちで本当に吃驚した、会場が火薬臭くなった

・メンバーがくじで引いたファンサをしながらの会場練り歩き「エアーハグ」
1階から3階まで全フロアまわってくれた！ファンサが過ぎる、HIRO-Cがずっと“ありがとう！ありがとう！サンキュー！”と言いながらまわってくれたの感動した、途中でDさん空いてた席に座ってたの近くのひとたちめちゃくちゃラッキーでは？！時間をかけて丁寧に客席をまわってくれたメンバーにありがとう！

・「大食い対決」
本当にやったらどうしようかとおもった、後半ライブなのに、ちょっと前にすっぱすぱお酢ジュースいっぱい飲まされたのに

・高垣弟のメンバーチェンジ、バンド加入を賭けた「ジャッジマン」
どのお題の回答も皆ぶっ飛んでいてニコ生配信していることを忘れているのでは…？とくに解散理由の回答がうっかり切り取られたらうっかりじゃ済まされないものばかり、しかしここで再び3Mがホームラン打ってくれました

…と、これだけ書くと全く理解できないけれど、どれも本当にずっと笑っていられるほどおもしろくて、笑い過ぎて顔が痛くて、声出しのリアクションもコロナ禍以降初解禁だったから以前のイベントの空気感が戻ってきたようで胸にくるものがありました

そしていよいよ後半のライブパート、あまりにもかっこよすぎた、あのトークからこのライブって…ずるいなぁ、しかも3曲連続歌唱、いつもの1曲歌ったらトーク、1曲歌って企画を壊してきた、しかもファンミで、こういうのってライブイベントでやる流れでは？
MCでの「シンプルに10歳、年をとった」で会場が笑いに包まれた後の「おまえらも10歳、年をとったってことだぞ！！」「一緒に年とってる〜！」「皆も健康でいるんだぞ！」がMOBらしくて、10年ってしっかり長いんだよな、追いかけてきた身としてはあっという間だったけれど、この10年間当たり前に存在してくれていたことがとても嬉しい、ありがとう、涙はいらない、うっかり感動くらいが丁度よくて笑い泣きが似合う、そんなMOBがだいすきです、どうかこれからも健康でロックでいてください、あなたちが奏で続ける限り、ガソリンを注ぎ続けます

以下セトリと感想メモ
Masochistic Over Beat
Mighty Heart
Dream GaS(イモータン・横川が…！)
Dangerous Groove 10th
ぼのぼのロックンロール(スペシャルゲストにぼのぼのちゃん！ダンスがキレキレでした)
Like a FAKE(ママD「MOBはついていけないのでいいです」エピソードで会場が爆笑)
Ace of Asia(10年経ってもずっとすき、MOVIE2を見返したくなりました)
Thank you ROCK(6.9がついに完成して感動、最高にロック！)

エンディングは10年間の軌跡をForever Notesと共に振り返る感動的な映像(会場練り歩き企画のラストに撮った会場との記念写真が追加されていて感動)
そしてやってきましたアンコールのお時間です、うっかり感動も何処へやら、会場に響き渡る「アンコール」ならぬ「ガソミ」コール、ガソミ！ガソミ！なにも疑わずにコールを続ける謎空間、そして暗転したステージには見覚えのある影が並ぶ、しかし彼らはアンコールマンではなかった、覆面系アーティスト顔素見(ガソミ)ちゃんだったのだ、素顔を見せないから顔素見、なるほど、そんな彼らが歌うのはAd●のうっせぇわ、覆面系アーティストですからね、赤ガソミちゃんは歌いやすそうでした、青ガソミちゃんはイヤモニ不調か絶妙に半拍遅れてもうぐだぐだ、素人4人は言わずもがな、とにかくうっせぇわ

なんやかんやあってお決まりの銅鑼が鳴り響いてファンミは無事終幕、銅鑼が鳴ったらなにがなんでも終わり、これもお約束、きっちり3時間のオンタイムで終わったことに時計を確認して驚いた、ニコ生のコメントも3時間で終わった！オンタイムだ！とざわざわしてたようで…

兎にも角にもファンミというにはあまりにも贅沢なトークありライブありの3時間はあっという間で、帰りの電車では余韻に浸りつつも年末からこの日のために日々を過ごしてきたので寂しさもあり…、彼らの歌声をまた聴けるその日まで健康でいようと、たくさんの元気と感動をもらった最高の1日でした、Thank you ROCK！

※このnoteは当時の記憶と追いガソミで拾えたものをDO-Sよりも貧弱な記憶力で書いています、幻覚も混じっているかもしれません、お許しください
時々おもいだしたものを追記するかもしれません、メモ程度の記事です

※※追記2024/04/19※※
MOBアニサマ2024出演決定おめでとう！！！
Twitterがなんだかざわざわしているな…と追ってみたらアニサマに！MOBが！！！遂に！おめでとう！！と手放しに喜びたいところですが、同時に、なんで？？？？大丈夫？？？うっかりいつものテンションで行ったらステージで大滑りしない？？？と不安もあり。アニソンとして世に出されているのは「ぼのぼのロックンロール」だけ。2〜3曲は歌うだろうからあとは何を？…というかまず、ボーカル2人は声優の神谷浩史と小野大輔に似てるな…別人だけど、と観客は察してくれるだろう。しかし問題は素人メンバー4人。やけに背の高いギター、衣装の気合いが凄いキーボード、ドラムセットが小さく見えるBIGなドラム、肩が上がらない満身創痍なベース。知らない人が見たら「？？？？」になる。こわい。こわすぎる。お約束が通じない外界に果たしてどう挑むのか。兎にも角にも続報を待つのみ。これを機にガソミの売れ残りキンブレを売り捌いてほしい。デザインめちゃかわいいので。持っていて損はないです。