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明るい終わり

昼間のシャッター商店街はなんだか居心地がよくて、すこしだけゆっくりと歩いて通過する、時間がわたしを急かさない、そこにあった記憶だけが堆積していて、眩しい昼間の太陽さえも懐かしくみえる、世界終末ごっこ、わたしたちはたくさんの勘違いを共有して繋がっているの、その勘違いが絆とか愛とかになって、ほんものになっていくの、だから謝らないで、嘘つきの君をすきになったとき、じぶんのこともすこしだけ許せた気がして、死は確定事項なのに試験前日の一夜漬け感覚で理解しようとしたがる不思議、死んだら流れ星になれる宇宙葬、誰かに綺麗だねって言ってもらえるさいごのチャンス、嫌いじゃないかも

作品をまとめて本にしたいです。よろしくお願いします。