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消える前に

こんばんわ。体に気を付けてくださいね。

僕の体温が上がったのかと思うくらいに外の世界は冷たい
地元だって東京だって大差なく彩る木々は舞い踊る
衣装だなんて安易に作った言葉を公開するくらいには
浮ついていた夏だったんだなって目黒川を歩く

だららってドラムから始まったAメロに哀愁を感じ
ブレイクしてから始まる始まるサビは思い出に馳せていく
この季節は今と昔をつないでいるだなんてされごとを
ワイヤレスにしたイヤホンがマフラーに埋もれて
笑顔も隠れた

ただいま変える場所を思い出して
遠く向かう未来を思って
僕が当てたスポットライトの先に
僕がいられるように

おかえりなんて言葉に甘えて
いったい何を犠牲にしてきたんだろ
僕は僕に似合う日々になったのかな
赤と黄色のコントラストはいずれ何色にもなって

世界でモノクロという言葉が生まれる瞬間の少し前に
戻れるなら美しいものをみたい
そろそろはじまるギターソロの中に
その時の感動を載せて見たくて


もうきっと挨拶だってできない
もうきっと笑いかけることだってできない
きっとそういう関係なんだ
僕が悪いんでしょもうそれでいいよ

不格好な悪役気取って
本当に同情されるべきでないから
ずいぶんと身勝手に僕は歩いてく
誰もが黒く塗りつぶされていく

ただいまかえる場所を思い出して
遠く向かう未来を思って
僕が当てたスポットライトの先に
僕がいられるように

おかえりなんて言葉に甘えて
いったい何を犠牲にしてきたんだろ
僕は僕に似合う日々になったのかな
赤と黄色のコントラストはいずれ何色にもなって

一生誰かを傷つける前に
誰かを助け、そして死んでいく
僕は猫です宜しくお願いします
生み出される我が子はたくさんいるまま

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