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[完全独学]英語嫌いでも半年でTOEIC®︎280→620点にUPした件の備忘録


結論から言うと私は約半年の独学でTOEICスコアを280から620点まで引き上げました。
受験回数は一回のみです。
完全独学なので、スクールにも通っていません。だれか知り合いに教えてもらった訳でもありません。私自身留学経験もなければ帰国子女でもありません。
日本育ちの日本人です(生粋の)
使用したのは市販のテキストと問題集と付属のCDだけです。

それまでの私は英語がとにかく苦手でした。そもそもなぜ日本にいながら英語が必要なのか?外国に住む予定もない。一生日本で暮らす、だから英語なんていらない。いらないから特に勉強もしない。
我輩の家には英語の辞書は無い。
ナポレオンよりナポリタンな状態でした?!

ここからは英語に苦手意識のあった筆者がどのようにして独学でスコアを300点以上アップさせたのか、動機や勉強方法などについて記したいと思っています。
特に英語が苦手だと感じている方や英語をやり直したいと思っている方に向けて記していきたいと思っています。

•TOEICを受けようと思った動機
やり残したことをやり直したい。
そう思った時に一番に思いついたのは英語でした。
私は中堅大学卒業ですが、受験科目に英語はありませんでした。
学生時代2度ほど受けたTOEICスコアは280-300ほど。
自分でも英語に対する苦手意識がかなりありました。そのまま大学を卒業し、本気で英語を勉強する機会はありませんでした。
それから長い月日が経った後も、心のどこかで英語が出来たらなぁという思いは持ち続けていました。
あと、本当に英語って出来ないもんなのか?と。本気でやれば出来るようになるのではないか?とも思っていました。
そんな時、ふらっと何気なしに入った本屋さんで一冊の本と出会います。
それが「世界一わかりやすい英文法の授業」関正生著(中経出版)です。
この本を立ち読みしたとき、
この先生の解説は分かりやすいな、これなら英語ができるようになるかもしれない、と思いました。
(念のため私は何かの回しものではありません笑 本当に)
ちょうど何か形になるものが欲しい、やり残したことをやり直そう、と思っていたので、この一冊の本との出会いから結果としてTOEIC L&Rを再挑戦することになります。

注意
本書は全て体験を元にした主観を書いていきます。必ずしも著書の意図とは違う解釈をしている可能性は否定できませんが、あらかじめご了承ください。
また、登場する人物、団体はすべて仮名とします。一部脚色を加えた箇所もあります。
情報は受験当時のものとなります。備忘録のため万一情報の正確性を欠くこともあろうかと思いますがご了承ください。

「世界一わかりやすい英文法の授業」関正生著(中経出版)を立ち読みし、この先生の解説は分かりやすいと思ったので、まずこの本を購入してみました。
ひと通り読みきった感想はやっぱり分かりやすいな、でした。
堅苦しい英語の勉強ではなく、英語が持っているイメージを伝えてくれます。
例えば現在形はいつを表すのか?
そんなの現在に決まってる。そう思いますよね?違うんですこれが。

「現在形は『現在•過去•未来形』って考える!!」

「世界一わかりやすい英文法の授業」関正生著(中経出版)(16ページより引用)

え!?そうなん?
詳しくはここでは書きませんが、このような形でなるほど、そう考えたらイメージが沸いてスッと頭に入ってくるな、ということが多かったです。
読み物として面白く無理なく読み切ることが出来ました。
英語に対するイメージがだいぶ変わりました。
英語を単なる学習科目や機械的な暗記としてではなく、英語圏の文化が根底にあって、英語の学習を通じて英語圏の文化的背景も学べるなと私は勝手に思っていました。
文化が違うので、死生観や時間の捉え方などが全然違う訳です。
そこから見える日本文化との違いを対比しながら読んでいました。
この時はまだTOEIC受験の決意は固まっていません。
ただこの先生の著書なら楽しみながら英語を学ぶことが出来るかもしれないな、と思いました。
再度断っておきますが、私はどこかの回し者ではありませんよ笑
本当にそう思ったんです。

そこで世界一わかりやすいシリーズの「世界一わかりやすい英単語の授業」関正生著(KADOKAWA)も読んでみました。
この本では英単語を噛み砕いて分解してくれています。
例えばincomeは収入ですが
この本の中ではinとcomeに分解しています。

なるほどなと思いました。
ここは漢字と同じだなと思いました。漢字も部首とつくりに分かれていますよね。漢字はその組み合わせで出来てます。それに似ているなと思いました。

このように英語学習に苦手のあった私でも負荷が少なく学習出来ている実感がありました。

これならTOEICいけるかもしれない。そう思えてきました。
そこで一歩進めて問題集を解いてみることにしました。
それが
「改訂版 世界一わかりやすいTOEIC®︎テストの授業[Part5 &6文法]新形式問題対応」関正生著(KADOKAWA)
でした。
ご存じの通りTOEICはPart1-4リスニング、Part5-7はリーディングに分かれています。
何故5.6から始めたかというと問題文が短いからです。
Part7は文章読解になりますので、Part5と6の知識が基礎になると思います。
なのでPart5.6の学習からスタートしました。学習方法はまずこの本を読んで重要と思う所と知らない英単語と訳の両方にマーカーを引いていきました。マーカーは「フリクションライト こすると消える蛍光ペン」(PILOT)を使用しました。
普通の蛍光ペンと違い、こすれば消えるので気軽に線を引くことができ重宝しました。
単語帳については結局使いませんでした。詳細は後述します。
私の基本スタイルは先生に言われたことはそのまま実践するスタイルでした。示された解答テクニックは全て実践するようにしていました。
勉強の進め方は基本的に問題を解いて解説を読み、それでも分からなければ先の「世界一わかりやすい英文法の授業」や高校時代に使っていた参考書である
『総合英語 Forest フォレスト』石黒昭博著(桐原書店)
の該当箇所を見直しました。
(捨てなくて良かった)
結局はフォレストを最初から最後まで通しで読むことにしました。
というのも次の長文読解に入った時に文法の理解が薄いとどうしても英文を処理しきれなくなってきます。
Part5.6の問題集をひと通り解いて、参考書もひと通り読みましたが、まだ文法に不安があったので、もう一冊問題集を買いました。それが
『関正生のTOEIC®︎L &Rテスト 文法問題 神速100問』関正生著(the japan times出版)
です。
この時にはもうTOEICを受けるつもりになっていました。目標スコアはどうしようかと考えましたが、履歴書に書けるのは600点以上が一つの目安だとよく聞いていたので600点越えを目指すことにしました。
この本も問題を解いて解説を読み、重要な所と知らない単語と訳の両方をマークし、分からなければ参考書を読んでを繰り返しました。
間違えた問題には印をつけていました。最終的にはこの本を3周はしたと思いますが、間違える問題は何回やっても間違えます。おそらく理解したつもりでも理解出来ていなかったんだと思います。この本の目標スコアが700〜880なので私にとってはちょっと難しめだったのもあるかもしれません。

次はついに読解問題です。
問題集は
『改訂版 世界一わかりやすいTOEIC®︎テストの授業[Part7 読解]関正生著(KADOKAWA)
を使用しました。



この頃の私はTOEIC試験突破だけを目標にしていたので、同じ事でも違う先生に違う言い方をされると混乱すると思ったので同じ一人の先生で統一していました。
同じ英単語でも訳し方が色々ありますよね。でもTOEICでは頻出の訳し方があります。
そんな感じで英検には英検の、大学受験には大学受験の傾向があると思ったので、TOEICならTOEICを専門とする先生の話しか耳に入れませんでした。TOEIC用の英語学習に特化するためです。

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