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疑似的に人と会う

ゼミ授業が始まった。私は二回生なので、ゼミを決定してから今日が初めてのゼミ授業になる。ゼミ授業、という呼び名が正しいかは知らない。もしかしたら講義のほうがいいかもしれないんだけど、義務教育+αの12年間「授業」と呼んでいたのでどうしても授業、という方がなじみ深い。

大学の施設は相変わらず使えないので、zoomを使って講義をした。
出てきた名前を見ると、半数ほど知ってる名前だった。去年、学部内でクラス分けみたいなことをして演習をしていた時に同じ教室にいた、とか。同じサークル、とか。そういう繋がりで仲良くなったメンバーが居る。LINEで時々連絡を取っている友達もいたから、一緒になれてよかったなーと新学期の高校生みたいなことを考えていたのだけれど、それ以外の友人とは何も話していないので「いや同じゼミかーい」と心の中でツッコミを入れる。
そういえば一回生の頃もやたら友人と授業被ってたな。中身が似てるから似たようなことを専攻するのかもしれない。いや逆かも。卵が先か鶏が先か、みたいな。

三日前くらいに低気圧やらなにやらで気分がものすごく落ち込んでいて「そろそろ人に会わないとやばいかもしれない、というか人に会いたい」と思っていたのだけれど、zoomで顔を出している友人が数名いたので、なんとなく会ったような気分になって落ち着いた。
元々、一人で居るほうが好きだし、人と居ると相手がつまらなくないか、私ばっかり喋ったかな、とかそういうことを考えて気疲れする性格なのだが、ほぼ半年会わないでいると流石にそういうメンタルにも変化が出るらしい。この半年で大きく生活が変わって、一番自分が変わったところかもしれない。

とりあえず、他人の顔を見て元気そうだなー、ということがわかって安心したし、先生の小ネタで笑ってるとことか見れたのがよかった。人の顔見るって意外と大切なんだなと思った。そういえば私は大教室で授業してた時でも、教室の真ん中からちょっと後ろくらいの席を取って、寝たりジュース飲んだりしてる他の人を見るのが好きだった。
後期はちょっとだけでも対面授業が出来ればいいな、と思う。

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