夜のピクニック：恩田 陸

買ったまま何年も読んでいなかったのですが、この休みに読んでみました。
20年くらい前の作品なんですね。
本屋大賞を受賞して、映画にもなっています。

歩行祭という全校生徒が24時間かけて80キロを歩く行事の中で、一大決心をする主人公の一人。
運命のいたずらと高校生ならではの友達関係。
青春の一コマを描いた小説でした。

思えば私の高校にもロングハイキングという名前の行事があり、朝8時出発で35キロを歩きました。
今は男女同じ距離らしいですが、私のころは男子の方が5キロくらい長く、男子が歩いている横を女子が乗ったバスが追い抜いていきました。
どうでもいい話をしながら何時間も楽しく歩きましたが、青春でしたね。

たまに青春物の小説を読むと、うらやましく思います。