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【第三の人生】35の章:結界内の状況はイマイチ把握できてない

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ちは『収集』の役割をもつ御守りを作ります。その御守りには無限大に霊を吸い込む力があるけど、無限大すぎて収集かける側の人間(萬里)が疲れている。

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)H氏の中での常識は、世間の非常識です。(←どっかで聞いた言葉)何を質問しても、改めて解説してもらわないとわからん。


よく相談を受けるんだけど『心霊現象的な事が起こるんです!』

ポルターガイスト的それは実は、日常茶飯事なことなのであまり気にしなくてもよいです。

存在を知らせるための行為ではあるけど、単に珍しくて触ってしまうこともあるんです!

よく考えてみてください。今現在、身の周りに当たり前のようにある家電や質のいい開閉スムーズな窓や扉、快適な車も、数百年前の人からすれば不思議でしょうがなく興味津々よ。

近くで見たい触れてみたいと思うものでしょう?

多分現代の私達もUFOや100年後の機械、家電が目の前に現れたら、まず、匂いを嗅いだりつついてみたり、とにかく触ってみると思いません?

多分萬里なら、興味津々すぎて、触っちゃいかんとこまで触ってしまい下手すりゃ壊すと思います(。-_-。)

どうしても、身の回りで起こる不思議な現象が気になる時は、お清めの塩をお試しください。
盛るもよし
撒くもよし
舐めるもよし
成分は絶対に混ざり物のない『海水100%』でなければダメ、科学的な成分を含むものは悪くはないけど効果激減です。

萬里は、サクヤさんの治療院に遊びに来ていたH氏の元へ、日課の霊収集したお守りを持って駆け込む。

萬里「今日、大人数から車を囲まれて揺らされたんです!死んでるくせにあんなことするんですか!?最初『怖い!』って思ったんですけど、すぐに腹立って、結構な勢いで御守りに入れ込みました!!
また、御守りの中数えてみてください!」

H氏の手に御守りを渡す。

H氏「ん~・・・。彼らに悪意は無かったようです。」

萬里「それは萬里も分かりました。」

H氏「車に乗り込もうとしたようですが、瀧琥に護られてるので、それ以上近寄れなかったようですね。」

萬里「ほんとですか?!さすが瀧琥!頼りになる~!で、今回はどれくらいの数ですか?少しは減ってますよね?」

H氏「ん~・・・。残念ながら、この前とさほど変わりませんね~。」

萬里「え~!?ほんとにもうどんだけなんですか!」

H氏「今回も三桁は超えてます。やっぱり末尾は『8』です。なんなんでしょうね~??」

萬里「いや、それこっちが聞きたいですよ!なんなんですか?!」

H氏「わかりませんが『終わりがない』ということを表してるようにも思えますね。」

萬里「あ~、ウンザリしてきました。キリがないって、こういうことなんでしょうね。」

広い街の中で見れば、少々の広さのある土地。いくら歴史が古いと言っても、そこにこんなにも大変な数の霊が存在してるって普通のことなのかな?
と、一人疑問を抱えたりもする。

まぁ、聞いたところで曖昧な返事しかないことは予想が付くし、あえて聞くまい
(。-_-。)

H氏「あ、それと結界の天井、ブチ抜いときましたから!」

萬里「また、意味のわからんことを・・・。H氏の当たり前が萬里にも当たり前に通じると思わんで下さい!」

詳細な説明を求む
( ゚д゚)!

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