【第三の人生】15の章:会う前から不穏な空気を放つ女性
*登場人物*
萬里→主婦でお役目持ちは、現在生きた人間の対応修行中である。新たな相談者は格段に怪しさ満点、萬里ビビってます。
相談者Kさん→住まいは萬里の実家の近所。偶然なのか?何なのか?萬里の名を毎日囁かれていたらしい。
今回のお尋ね(相談)は予約の時点で何か嫌な空気を感じた。
『なんだか、一人で対応するのは自信がない気がする・・・。』
事前にH氏にヘルプをお願いし、営業の合間に顔を出してくれないか?とお願いした。
『確実とは言えませんが何かあればすぐ電話して下さい。浮遊の方でもバックアップしてますから!』
あぁ、それでもなぜか怖い。
バックアップするとか言われても、全然安心感がない。ドキドキする〜😰
なにより、頼りにならないサクヤさんしか傍に居ない。まぁ、でも一人よりはマシか(。-_-。)
当日現れたのは、かっぷくのいい中年女性相談者「Kさん」
萬里の名刺を見て、なにやら『ピン!』ときたらしい。
聞けばご自宅は萬里の地元、実家の近所。国道を挟み反対側の住宅街に住んでいるそうな。
少し感が強く、何かの声が聞こえたりするそうだ。
そして、毎日バス通勤。そのバス停は萬里も高校生の時、通学で使っていた。
Kさんが、このバス停で乗り降りする際、いつも頭の中に人物の名前が毎日囁かれるらしい。
その人の名前は『萬里』
そりゃもうビックリ!萬里はまだカウンセラー初心者『なぜそんなことが起こった?!』
この人は何者で、なんのためにここに来たのか?頭の中は???だらけ。それと同時にそのKさんの背後、男性の気配に気付いた。
Kさん「それで、ここへ身体の治療に来て名刺を見つけた時に『ハッ!』としたんです!自分の中に毎日浮かんでいた名前が目の前に現れた、だから私は絶対この人に会わなきゃいけないと思ったんです。」
( ゚д゚)ナンデストォー?!
萬里「萬里と会う必要があったと言うことですね。で、ご相談って?」
なんか喋り出す勢いが凄くて、御言葉を降ろす暇がなかった
( ;´Д`)
Kさん「息子に霊が憑いるんです。おかしくなってしまって、もう10年程精神科通いしてるんです。」
ああ、ヘビーなやつ・・ね。
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