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【第二の人生】77の章:ワクワクな出会い『理妃ちゃん』

*登場人物*

  • 萬里→主婦でお役目持ってます。夢で会った女性に実際に会いました!仲間ができそう!!

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里をこの道に引きずりこんだおじじ←活源会に来る人たちからはこう呼ばれている。

  • ちいさん→サクヤさんの奥様。感があるそうで、現在萬里の修行の助けになってくれてます。

  • 理妃(りひ)ちゃん→ちいさんが職場で出会ったそれらしき女性。初顔合わせをセッティングされたけど挙動不審。


H氏「まだ会った事のない人に
事前に夢で会う事って普通は
あまりないですもんね~。
でも、私たちは結構ある事なんですよ
浮遊(幽体離脱)で会いに行くんです。

これから実際に会う人だけでなく
浮遊で会いながらのお付き合い
していく人達も居たりするんです。

姿を見るだけでなく会ってなくても
その人の不調が自分の身体に飛んで
来たりもしますよ。」

萬里「ほら、またぁ。それ、
全然いらない情報なんですけどぉ~!」

H氏「すいません、
これからそういうことも
出てくるかと思いまして。」

萬里「はいはい。ひとまず
今回のその人と会う目的を教えてください。
何も知らないままだと、
どの話をどこまで話していいのか分からないし。」

H氏「萬里ちゃんと同じ役目を
持っている可能性のあるお方です。
ここまで辿り着くのに
どうも強制的な縁を感じるので、
今回お会いする機会を取りつけてもらったのは
私自身もお会いして実際に確認したいのです。」

萬里「え~?!なんかワクワクする!
ちいさんはどうやって知り合ったと?
同じ部署?同僚?」

ちいさん「うちの会社デカいやん?
だけん同じ会社でも階が違うと
知り合う機会ってほとんどないんよ。
度々食堂みたいなところで
見かけてはいたんだけど、
急に声かけられてそれから話すようになってね。」

萬里「へぇ、なんて話しかけられたと?」

ちいさん「それがさ
『あの~、分かる人ですよね?』って。
唐突すぎるやろ?
ビックリしたけど私もその言葉で
何のことか分かったけん『はい』って
言ってしまった~。」

萬里「あぁ、こっち系の人ってことね。
人見知り無しの萬里でもよう言わんわ~、
その子すごいね。」

ちいさん「そうやろ!で、休憩のたびに
色々話しよったら、
なんかありそうな気がしたけん
H氏にそのこと話したら『すぐに会いたい』
ということになってね。」

萬里「なんかそれ、
萬里の最初の時と似てるね。
という事は萬里の仲間かな?!
期待してしまうわ~!!!」

H氏「おそらくそうだと思うんですが。
やはりお会いしてみないと確認ができないのと、
もし本物なら、早急にお役目を受け入れて
いただこうかと思います。」

萬里「萬里と会った時は
H氏も大変な時でしたもんね~。
萬里は受け入れるのに反発して
時間かかりましたが、
感が強いからと言って何の自覚もないのに
そんな事実突きつけられたところで
人によってはすんなり
受け入れられるものなんですかね?」

H氏「自覚はあまりないと思いますが、
ちいさんの話を聞く限り
萬里ちゃんと同じく能力者の元を尋ねてたり
縁があったりするようですし、
私が思う人物の可能性が高いんです。
この方はそんなに手こずらないとおもいます。」

萬里「なんかその言い方、萬里が
凄く手こずったように聞こえるんですけど・・・。」

H氏「気にしない、気にしない。」

萬里「でも、この人が受け入れてくれたら
H氏も少しは楽になれるんですか?
もちろん萬里も。」

H氏「ん~。少しは楽になれるかな・・・。
とか甘えた考えは持てませんが。
萬里ちゃんともまた担当が違うと思うので
大まかに分担はできたとしても
こなす量は変わりなくですかね。」

まぁ、これに関してはなんでも
過度に期待はできないし、
自分でやれ!が基本なので
楽することなど考えちゃならんけど、
とにかく楽しみ。

当日はサクヤさん宅にて、
ちいさんH氏、萬里の3人で
その人が来るのを待っていた。

萬里はテーブルに座ったまま
その人が入ってきた姿を真正面から見た。

やはり3日前に夢で会った人だった
初対面だけど初対面の気がしない。

彼女の名前は『理妃ちゃん』
極度の人見知りとのことだ。

たしかに緊張と挙動不審な様子が伺える
(≧∇≦)ププッ!

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