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【第二の人生】27の章:必要な出会いは集中するのね

*登場人物*

  • 萬里→主人公の主婦。お役目を受け入れ、H氏から前世を聞かされ、動揺しているっていうのに、すでに日常がおかしくなってる。

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)萬里にお役目を受け入れさせ、能力開発に勤しむ、自称萬里の下僕。


前世の話を告げられた頃から、
氣の教室にはずっと通っている。

実はその勉強会には、
『活源会』という名前がついていた。

隔週で土曜日の夜に、
指導はH氏、サクヤさん、
サクヤさんの奥さんの『ちいさん』

この先しばらくは、
サクヤさんの奥さん『ちいさん』が
重要な役割りを果たしてくれることになる。

活源会という名は、
H氏が付けたらしい。
活力の源になる『氣』を学ぶ会

その中でもちいさんは、
九星気学なるものをやっている人で、
集まる人たちの相談役や
気学的見解からのアドバイスをしていた
頼れる姉さん的存在。

彼女は萬里同様感が強い、
ただ、
霊能者とは名乗っていない。

彼女の能力レベルや何ができるのか?
ということは、詳しく分からないが、
これまでの話を聞く限りでは
時々、
重たい因縁を持つ相手の前世が視えたり
何かに呼ばれて色々な場所に行ったり
しているそうだ。

だからと言って、呼ばれたその場所で
見えない方から伝えられることまでは
分からないそうだ。

この頃の萬里は
人の能力レベルは分かるが、
その能力者がどんな内容やどんなことを、
どんな方法で感じ取るのか詳細までは
わからないレベル。

なので、ちいさんは
H氏と同じくらいのことが
できる人なのだろうと勝手に思っていた。

もちろん活源会には、
毎回何か(死んでる人)を背負って行く。

その都度、
H氏に対応をお願いしてみたけど
やっぱり、
萬里自身がやる対応の仕方を教えられるだけ。

とにかく経験を重ねて
ステップアップしていくしかない。

H氏「供養とは
会話、意思疎通、信頼関係。
亡くなったからといって、
性格や習慣は変わりません。
生前となんら変わりがないのです。
なので、想いを汲み取り、
心残りに想う事を理解してあげ、
共に解決し天に還すのが供養なんです。
それも役目『導く』の一つです。」

萬里「でも、萬里視えないし、
聞こえないから想い残しもなにも
分かりません。」

H氏「もうじき、
分かるようになります。」

<書き記したノートより>
萬里の変換期がきた
・鼻→嗅覚
・目→視覚が敏感に働く

内臓の臭い=生臭い
血を含んだ発酵している臭い→死臭

○よく考え、思い出し
どんな時にどんな臭いがするか、
しっかり捉える。
そして、状況から答えを導く。

元々萬里、
鼻は利く方なんだけど、
リアルで鼻詰まりでも現実とは違う
臭いが鼻を突くのだ。

とにかくこれが『死臭』というものか。

強烈にクサい!!
これって慣れるもの?

感じること=ただただクサい(;´д`)

この臭いから何かを理解するって、
至難の技だろ?!

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