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【第二の人生】14の章:どちらかというと前世は聞きたくない方です

*登場人物*

  • 萬里→主役で主婦です!今H氏から何か未知の話を持ちかけられている。

  • H氏(おじじ)→リーマン能力者(本物)緊張感漂う今回の面会。


H氏の言う
『お話』
なぜだか、なかなか喋り始めない。

ためらっているような、
言うと決めたものの迷っているのか、
そんな葛藤が表情から色々読み取れた。

しばらく沈黙が続き、
やっと口を開く。

H氏「最初に会った時に
『自分の前世を聞いたことがありますか?』
とお尋ねしましたよね?」

萬里「はい、だから
別に知りたくはありません。
と言いました。」

H氏「どうしても今日お伝えしないと
いけないことがありまして・・・。
どこからどう伝えるのが最善か、
随分考えました。」

萬里「え~、もう~
なんかそんなにあらたまれると
怖いんですけど~。
なんかもう聞かなくてもいいです。」

H氏「いや、萬里ちゃんが聞きたくなくても
どうしてもお伝えしなければなりません。」

萬里「一体何なんですか?
いつもなんだか含みのある
言い方で怖いんですけど!?
拒否してもいいですかぁ?」

H氏「はい、いえ、
拒否できないんです。
聞きたくないかもしれませんがお伝えします。
萬里ちゃんのルーツは中国にあります。」

「え?」いきなり目が点。

聞きたくないって言ってるのに、
なんで勝手に話し出す?!

H氏「それはおよそ1800年ほど前の中国、
その時に、萬里ちゃんの前世の方は、
大きな偉業を残されました。
1800年前の萬里ちゃんは、
一派を率い、中国全土を旅しながら、
戦や飢饉、不幸にも亡くなってしまった方々を
供養していらっしゃいました。」

萬里「は?は?( ꒪⌓꒪)は?」

なんの話?!訳わからなくて言葉が出ない・・・。

H氏「たくさんの人々を
救い助けてこられたんです。」

萬里「そんな急に
前世って言われても(;´д`)
萬里がそんな大きな事を
やってたとは思えません!
たしかに、なんとなく自分の中で
戦の中に居たような気はしてました。
でも、自分の性格考えたら、
萬里は戦で戦っていた男性
ではないのかな?とか
気軽に思ってたくらいで・・・。
しかも中国人?
萬里、日本人ですよ!
日本人ではないんですか?」

H氏「はい、日本人の時代もありましたが。
ひとまず、起源となる時代のお話をさせて下さい。」

萬里「は、はい・・・」

もう冗談すら言える空気ではない。

H氏「普通の人は皆、
守護霊さんと指導霊さんの
お二人がお付きになられています。
そのお二方のうちの
守護さんは、所縁のある方や
ご本人のルーツに関わる方が来られます。
守護さんは母体で受胎した瞬間から
死ぬまで同じ方となります。

指導さんは、
ご本人の才能や向き不向きを示す方が来られます。
悪い事を考える人には、
悪い考えを持つ指導霊。
良い行いを心掛ける人には、
同じように良い方が。

指導さんに関しては、
その人次第で瞬時に入れ替わったりします。

このお二方が、
まずメインで居るのですが、
守護霊・指導霊共に同じような役割
同じような活動をしていた方々を
連れている方はほとんどいません。

同じような役割、
役目を持っていたお二方(守護・指導)が
ご本人を導く役目を持って
後ろに付いているということは、
そのお二方が指し示す役割を担って
生まれてきた方と言えます。

とても稀な事なんですが、
萬里ちゃんの守護さんは
前世のまりちゃん自身がいらっしゃいます。
その方が1800年前の萬里ちゃんなのです。」

もう、何が何だか
さっぱりわからない。

全く考える事もできない。

意味不明。

何言ってんの?!この人!

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