#6 あなたの武器はなんなのか?

 

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↑躍動感半端なくないっすか?w


どもども、萬です

今朝、雨雲レーダーを見た感じ雨が降らなさそうだったので

よし散歩に行くチャンスだ!

と思って準備して出発したら

雨が降ってきました...

(´;ω;`)


さて、今日も元気に記事更新していくと致しましょう!


前回の記事で、「次回はオーディションの時の話をする」

みたいなことを言ってたかと思うのですが

まずはその前に...


本日のタイトル

【あなたの武器はなんのか?】

ですが

なんのことかわかります?


では久しぶりのシンキングタイム

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はい、それでは答え


モンハン



ではありませんw

それはあなたの俳優としての武器はなんなのか?

です


いや、そんなんいきなり武器って言われたってなんのことやら...

ってなると思います


おそらく、こちらの記事を読まれる方は

どちらかというと、

これから俳優を目指していきたい!!

という人たちがこの記事にたどり着くと思うので

若い人をベースにした話で...


あなたたちの武器は...


ズバリ...


若さです!(`・ω・´)


「は?」ってなりました

読み間違いではありません

若いあなたたちの武器は「若さ」です!

それ以外の武器はないです


あ、人によってはありますかね?

むちゃくちゃイケメンの男子だとか

めちゃくちゃかわいい女の子なら

それが武器になります

正直、演技が下手でも他の技術がなくても大丈夫です

でも、それは立派な才能です


とは言え、そういう人の方が少ないと思うので

大半の人は「若さ」しかありません


しかし、ここ数年

私も多くの現場でいろいろな若者と共演してきましたが

残念なことに「芝居に若さ」がないのです


なんと言いますか...

エネルギーがないんですよね...

下手にテクニックに走ろうとするというか...

セリフ回しで勝負しようとしてるというか...

やっぱりうまく見せるのって大事ですからね


でもね


全然うまくみえねーから!


むしろ

あざとい演技してんなぁ

と思ってしまうんですよね


じゃあどうしたらいいのか

とにかく

大きな声で

大きく動いて

いっぱい汗をかいて

あなたの熱量をみせることです


え?そんなことでいいの?

ってなりますよね?

そんなん誰にでもできることやん

って思うでしょ?


意外とね、これができない若い役者って多いんですよ

逆に大勢の中であなたのエネルギーを余すことなく発揮できれば

他の人たちの目線はあなたに向けられることでしょう



昔、私が所属していた劇団ウエストに

某有名ミュージカルの子供ライオン役で

某有名ミュージカル劇団のロングラン公演に出演していた

男の子がいました(当時小学生)

それから7年の月日が流れ

彼も高校生になり、劇団で共演させていただいたのですが


エネルギー量が半端なかったです!

確かに技術的には未熟なところもありました

てか未熟なところが多かったw

ダンスは微妙、歌も微妙

でもね、演技の熱量がそれを凌駕してました!

本当に衝撃的でした


そんな彼も今は、プロの舞台俳優として活躍しております

そんな彼と共演できたのは

我が俳優人生でも5本の指に入るほどの体験です


とにかく

大きく動いて、大きな声をだす

自分の技術はまだまだと思っている人は

ここに重きを置いて演技すればいいと思います


そのまま続けているとある時

「勢いだけの演技では駄目だ」

と気づく日がきます

そうなった時に、今までの演技を見直して構築しなおす

そういう積み重ねが大事です


エネルギッシュにアブラギッシュに頑張っていきましょう!



さて、最後に私のオーディションの話でもして終わりますかw


前回の記事で言ってた某テーマパークのオーディションの課題が

1分間の自由演技

でした

私は当時レッスンで使っていたチェーホフの戯曲から

1分くらいのモノローグを用意していきました

一生懸命セリフを覚えて、いざオーディション当日


先に受けた先輩たちが

「なんかしょーもない一発芸みたいなんしてるやつが一次通ってたで!」

という話をしていました


おいおい、せっかくオーディションの準備をしてきたのになんだよ!

って思いました

一瞬で気持ちを切り替えました


「当時の自分は技術もまだまだ、演技で勝負しても勝てるかどうかわからない

しかしエネルギッシュに表現することならば

そこらへんの奴に負ける気はしない!」

と(実際はわかりませんけどねw)


そう思ったら行動に移すのは早いです

前日の夜にテレビで見たコントのネタをもとに

自分が面白いと思える1分くらいのストーリーを考えて

どうやって面白く表現するか

を勢いで考えて作ってひたすら時間まで練習しました


そしてオーディション本番...

大爆笑を取って無事に最終まで残って

某テーマパークのオープニングエンターティナーとして

若干20歳で仕事をいただくことができました!


そしてオーディションを受けたときに

一発芸でオーディション通過している人が多かった理由を

知ることになります、それは...


審査員が全員外国人でした


なるほどねと思いましたね

いくら日本語でうまく表現したところで

彼らが日本語の表現を理解しているわけではないので

ウマさや面白さなんて伝わらないんですよね

じゃあどこで勝負するか

視覚的に面白く見せる

偶然とは言え私の判断は間違ってませんでした


まぁオープニングだったので

たくさん人が欲しかったのかもしれませんが

それでも結果的に勝ち得た仕事なわけですから

私はその時勝者になったのです


なーんて偉そうなこと言いましたけどね

技術はそれなりに中堅クラスの役者になってから

いろいろ考えればいいと思います


「若さ」は私たちの年代の役者には

もう欲しても手に入れることのできない武器です

ソシャゲのぶっ壊れコラボキャラみたいな感じですw


歳をとったら若さという武器は復刻することはありません

じゃああなたたちが現在進行形で使える

「若さ」という武器を

ふんだんに使って芝居をダンスを歌を表現をしていけばいいのです!


結構演劇業界、私を含め体育会系の人が多いので

そういう人の方が先輩たちに愛される役者になりますよw


というわけで今回はここまで

次回は私の弱点克服の話でもしましょうかね?

こう見えても私

もともとあがり症なんですよ

ホント、なんで表現者の道に進もうと考えたんですかね?(;´∀`)


また次回の更新を楽しみにしといてください!


ではノシ




最後に私のおススメの本でもご紹介

役者をやっていく上で大事なものって皆さんなんだと思います?

演技?歌?ダンス?


違います!


それは


健康な体です!

どんなに芝居が上手くても、歌が上手くても、ダンスがうまくても

体調を崩しているのでは意味がありません

私もケガに悩まされたり

病気に悩まされたり

そんなアラサー時期を過ごしたことがあります


さっきの話題じゃないですが

若いときは意外と勢いでなんとかなったりします

が、30代が見えてくると

色んな所にガタがきます(^^;)


若いころにためこんだ悪習慣が

後にカウンターのごとく返ってきます

そうならないために

自分の健康について考えさせられる本です


是非ご覧ください


ではノシ


最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

これからも私が俳優業を続けてきて得たノウハウを

少しでも多くの人に提供できればと思います

この記事を読んで、良かったと思われた方がいらっしゃいましたら

そのお気持ちをいただければ...と思います

よろしくお願いいたします!

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