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飲食店舗開業完全ロードマップ公開④

今回も飲食店開業完全ロードマップの第4回目を解説していきたいと思います。1回目にお話した内容の第4項目目に、徹底した競合店の調査。という内容を書かせて頂きましたが、そのことについて深く掘り下げていきたいと思います。


飲食店を開業予定の方必見。飲食店舗開業までのロードマップを無料で完全公開~深掘り会④~


1.まずは周辺店舗のマップを作ろう!

自店が位置するところから、半径500㍍に出店しているすべての飲食店を地図上にプロットしてみよう。

最近はグーグルマップを見ればずぐにプロット出来るので、この地図を参照しながら、実際に周辺を歩いてチェックしてみるといいと思います。
もしかしたら、抜けているお店や、もう閉店しているお店があるかもしれません。

2.まずはネット情報から細部の情報をチェック


グーグルマップに出てくる、レストランのマークをクリックすると下記のような情報が出てきます。

ここから基本的な情報を入手することが出来ますし、ストリートビューで周辺環境もチェックできます。

猫間川筋ストリートビュー

3.店舗の詳細な情報をマトリクス表にまとめていく。

店舗の位置情報と、基本情報が入手できれば、マトリクス表としてまとめていく事が重要です。
マトリクス表というのは、日本語でいうと「行列」にあたります。 縦横の軸に情報を並べることによって整理するという手法です。
ネット検索でマトリクス表 サンプルと入力すれば、色々とサンプルが出てきます。こんなイメージです。

マトリクス表 サンプル 検索結果

ここに基本情報から、営業時間、席数、集客客層などをまとめていくのですが、特に重要なのはメニュー内容です。
メニュー内容については、食べログやぐるなびから拾ってこれると思います。例えば焼き鳥屋さんを開業予定で、周辺に焼き鳥屋さんがあるとするなら、すべてのメニューをくまなくチェックして下さい。まずは特にかくネットで集められる限りの情報を集めて下さい。

4.実際に競合店にいき注文して体感してみる

一通りネットでの情報が集まったら次は実際に足を運んで、お客様として来店し、競合店を体感して下さい。
その時、ファサードの作りはどうか?外にどんな看板が出ているか?入店のしやすさはどうか?入店に気付くか?最初の挨拶はどうか?席までの案内はスムーズか?など、競合店の雰囲気から接客なども細かくチェックして下さい。
そして着席したら、メニュー表をじっくりと見て下さい。ウリがわかりやすく表現されているか?主力商品の打ち出し方はどうか?メニュー表は見やすいか?そこから競合店の意図をくみ取って下さい。
チェックしたら、次に注文するわけですが、調査だから色々食べてみよう。ではなく、本当に自分がお客様になったつもりで注文して下さい。そして、お勧めはなんですか?など、スタッフとコミュニケーションを取ることも忘れないで下さい。
普通に注文した場合の満足度をしっかりと感じて下さい。そしてスタッフ教育がよくなされているのか?否か?も重要なチェックポイントです。

5.出来ればグラムを計ろう。

そんな事までしますか?というところまで行って下さい。特にもっとも競合になりそうなところでは。
まずジョッキは何㎖のやつを使用しているか??裏を見ればわかります。主力商品のグラム数は何グラムか?例えば、焼き鳥屋さんなら、一串何グラム使用しているか??などは、計りを持っていけば計れます。
こんな小型の持ち運びやすいスケールもあります。

楽天市場販売 デジタルスケール

少しやらしい気もしますが、ビジネスは競争です。とことん考え抜く事が大切です。

6.競合のウィークポイントを探り勝てる戦術を!

すべての調査が終了すれば、どこに相手のウィークポイントがあるのか?を見極めて下さい。
飲食業は、商品・サービス・雰囲気・価格などの総合力勝負です。美味しい料理を出しているお店が繁盛しているわけではありません。
必ず競合相手にも得手不得手があるはずです。そこを見極めて、相手が弱いところを自店では強化して、営業を行っていけば必ず活路は見えてくると思います。
兎にも角にも、「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」という言葉を頭にたたき込んで、勝負に臨んで頂きたいです。

軽く読んで少しでも参考になる点あればぜひ「スキ」をお願いいたします。

少しでも共感いただける部分がありますように。

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社長の右腕
代表 西村弘文

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h.nishimura@co-breakthrough.com


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