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きき足・軸足と攻守の相関関係

皆さま、こんにちは!
本日もお越しくださいまして、誠にありがとうございます。

さて、本日はまたやっちゃったかも・・・な話から
スタートです(笑)


きき足?軸足?

怪我とともに突然困難になった階段上り下り

さかのぼること今年の2月
私は大阪までの移動中の駅の階段で
「ばきっ」という嫌な音とともに膝ががくんと抜け
その後、立座歩昇降すべての行動が著しく困難にな
りました

正直、私は足の災いは日常茶飯事で、
軽いねん挫から重度のねん挫、打ち身すり傷
切り傷なんでもこさえてきました

ただ、大きく言えるのが
・今まではすべてきき足の怪我だったということ
”軸足”の膝が抜けて機能をなさなくなったのは
今回がはじめて
だということでした

「日々当たり前にできていた行動がある日突然
できなくなったとき、どうするか」。

そして、そんな行動の中で 最も困難を来したと
感じたのが、階段の昇り降りでした


階段上り下りときき足、軸足の関係

皆さん、”利き足”と言われれば、「ボールを蹴る足でしょ」
とすぐにお気づきになられると思います
では、”軸足”ってどんな働きをしていると思いますか?

それは、文章で説明すればボールを蹴る足が
力を出すために地面に踏ん張って
全体重を支える働き
、です

正直、普段はそんなこと意識しながら日常動作を
行ってはいませんから、いつもの感覚で利き足から
先に階段を下り、
痛めた軸足に全体重がかかる結果となり
「いだーーーーーー!!!!!」と何度かなって
じゃあこれを回避するためにはどうしたらいいの?
と混乱しちゃったので、
状況整理のためGoogle先生に聞きに行きました
そこで、”軸足”という言葉・概念を知ったのです


平行移動と垂直移動

でも、それってふつうに歩く時だって
結局は意識していたんじゃないの?と思う方が
おられてもおかしくないとは思います
ごもっともです

ただ、空間(垂直)を伴わない平行移動では
・歩幅をとんでもなく狭くして欲張らない
・横移動などのねじりの力を絶対にかけない
・亀距離、亀スピード
に気を付けてさえいれば
軸足に多少負荷がかかったとしても
「きき足かばい力」によってある程度
胡麻化すことができちゃうんです


では、空間移動を伴う垂直移動ではどうでしょう?
垂直移動は歩幅をとんでもなく狭くするという
計算ができません
(階段や坂道の仕様により歩幅はすでに
決まっているから)
そして、ここからが私が混乱しちゃった
ところなんですが

➀階段上りの場合:
痛めた足をあとから引き上げる分にはなんの
支障もない
→つまり、きき足(元気な足)が踏み出す足+
体重を支える足になる
ため
呼吸と同じ感覚で無自覚に足を出しても問題はない

②階段下りの場合:
痛めた足が最後まで自分の体重を支える役割を
果たす
→つまり、きき足(元気な足)を先に出すと
軸足(痛めた方の足)が悲鳴をあげる

おわかりいただけたでしょうか

階段を上るときと下りる時の足の使い方が
真逆なんです!


単純に私が察しが悪いだけならそれでいいんですがw
ただ、これを日常生活で、
「今私は左から歩き出し、20センチの段差を
下りようとしているから下りる時の出す足は右足だ」
とかきちんと考えている人がいるとすれば
本当にすごいと思います

それぐらい、無意識にやって(できて)いませんか?

そして、それぐらい無意識にやっていることほど
できなくなった時のダメージが大きい、と痛感したのです


きき足と軸足をビジネスになぞらえると・・・


きき足:営業力、機動力、ゼロイチ力(企画力)
軸足:拠点力、保守管理力、イチ以降力

こんな感じになると思います
そして、ビジネスを発展させようとすることは
必ず”垂直移動”の軌跡をたどります
(上りでも下りでもバランスを取りながら)

私がここで何を一番言いたいかというと
まずは攻めようと思って利き足を踏み出す
それがないと攻めははじまりませんから
非常に重要なことですよね

ただ、その時に残った軸足が大きくブレたり
そもそも踏ん張れなかったりすると
せっかく繰り出した攻めのひと足も
ともすれば共倒れになってしまう

そんな相関関係に両者はあるということなんです

もちろん、ゆく先々、出会う人々、出会う状況等
により、その関係がどちらかにいっとき振れることに
問題があるということを言っているわけでは
ありません。
ただ、最終的にはやじろべえのように
両者のバランスがきちんととれている”ニュートラル”
に戻る
ことが【継続していく】ためには理想的だよ
ということをお伝えしたいのです

どちらかに大きく振れて傾いた状態は
言葉は悪いですがある意味”歪んだ状態”です
”歪んだ状態”はそれを修正するべく動くセクション、
人々へのしわ寄せを招きます
そのしわ寄せの時間が長ければ長いほど
疲弊を招きます

疲弊は、身体的故障・精神的故障の原因となります
万一耐えられなくなってしまった場合は
長期戦線離脱、離職等へとつながる危険性は高まります

現時点で呼吸や二足歩行のように
「当たり前」にできていることが
ある日突然できなくなった場合のダメージは
前述のとおり、はかり知れません


その後のカバーはどうする?

なにかあった時のための”保険”

過去の経験上、私が強くご提案したいのは
【保険をかける】です

皆さん何かあった時のために、と生命保険は
かけておられる方が大半と思います
仮にそれがなくても、何かあった時のために
保険料を支払って健康保険に加入していますよね

とはいえ、スタッフの皆さんが「何かあった時」
に起こる出来事は長い目で見ると単純に
おカネで解決できる問題ではありません

社長の会社が提供しているサービスを気に入って
くださっていて
「今回はなんとかするけど、次は・・・」と
言ってくださるお客様もとても多いと思います
それはそれまで提供していたサービスに信頼が
あるからこそです
そのサービスを【品質を保って提供し続ける条件を
維持すること】が、会社で最も重要な”サービス”
なのではないか
と私は思っています

いかがでしょうか?


私はこの考えと自らの経験に基づいて
お客様に主に4つのご提案をしています
(参考まで)


品質保証のための4つの提案

➀ワークシェア準備を推進する
ひとりが管理していた仕事を分割して複数人が
できる環境を整える
→仕事をできる限り細分化する、マニュアルを
作成して保存・社内共有する
体験談:入院していた時、面会時間ぎりぎりまで
病室で仕事の指示を出していた・・・

②外注サービスを利用してみる
2023年現在では実に多種多様なサービスが提供される
ようになっています
自社の業務について➀をやってみた結果、
外注が最適との判断に至った場合、
利用できるサービスをご紹介
体験談:自社で人材を抱えようとするときの
退職のリスク、環境のリスクを解消に導き
自社業務の安定を期する

③ITツールのご提案、導入
人力でやっていることを機械にやってもらうことで
人力の負担と時間不足を解消
→とくに1回完結型かつ定期反復発生型の仕事が適
体験談:Excelツールは秀逸なものがたくさん
ありまして、お世話になっております(__)

④夢の自動化(全自動)
➀②③で細分化した業務を全自動洗濯機や食洗器の
ように、ボタン一つで機械にやってもらうシステム
一度はコピーロボットがほしいと思ったことがある
社長さんにはおすすめしたいシステム(≧▽≦)


おわりに

以上、私がいろいろと直面したお困りごとのために
どんな手段を講じてきたのか、
それをつらつらと書きましたが
むしろお伝えしたいのは
どの手段にも共通して強く言えること。
【保険=バックアップ=代替性を備える】
ということです!

この上なくシンプルです
それでいいんです!
というかそれこそをやってほしいんです!

・あなたの会社の利き足、軸足が
健全に機能し続けることができ

・会社業務に精通していて、いつも
かゆいところに手が届くようなふるまいをして
くれる社員を大切にでき

・誰かがやってくれるから私はやらなくてもいい
ではなく、みなで助け合いながら事業を回していく

そんなコミュニティと、その利き足、軸足の
バランスのために今できること
一度、立ち止まって考えていただけましたら
大変幸いです


本日もここまでお読みいただき
誠にありがとうございました!

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