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ライブレポート:Thomas Strønen Time Is A Blind Guide, 2024/02/06 おりなす八女
2月6日に福岡県八女市の「おりなす八女」にて行われた、ノルウェーのドラム奏者Thomas Strønen率いるグループTime Is A Blind Guideのライブに行ってきました。 Thomas Strønenはかなり前から好きな音楽家で、ECMからリリースしているノルウェーのジャズ・ミュージシャンの中では例えばJan GarbarekやBobo Stenson、Arve Henriksenなどに比べると知名度的には劣るかもしれませんが、深く多様な音響的哲学(そこにはE
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アルバムレビュー:Ellen Arkbro & Johan Graden『I get along without you very well』
Subtextからのリリースが印象深いスウェーデン出身の作曲家Ellen Arkbroと、同じくスウェーデン出身で主にジャズのフィールドで活動しているピアニストJohan Gradenが、Thrill Jockeyより発表したコラボレーション・アルバム。 Ellen ArkbroはSubtextからの2つのアルバム『For Organ And Brass』と『Chords』、そして2021年に自主リリースされた『Sounds while waiting』でも用いられているよ
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アルバムレビュー:Michael Brook with Brian Eno & Daniel Lanois『Hybrid』(1985)
ギタリスト、映画音楽の作曲家、プロデューサー、そして発明家(?)としても活躍してるらしいカナダの音楽家Michael BrookがBrian EnoとDaniel Lanoisの協力のもと作り上げた実質的デビュー作。1985年リリース。 この時期のイーノとラノワらしい水の中(もしくは宇宙空間?)的な浮遊感/無重力性のあるアトモスフィアの中をBrookによる(おそらくe-bowなどを駆使した)サスティン・ギターが泳ぐ、というパターンを基軸にインド音楽やアフリカ音楽の要素を組み
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アルバムレビュー - Virginia Genta & Chris Corsano『The Live In Lisbon』
イタリアのサックス奏者Virginia Gentaと、アメリカのドラム奏者で日本ではジム・オルークや坂田明などとの共演で名をご存知の方も多いと思われるChris Corsanoによる2008年のライブ録音作(リリースは2009年)。 本作は長らくLPのみでのリリースで、私がVirginia Gentaの存在を知った頃(こちらで取り上げているので多分2015年辺り?)には既にDiscogsで結構な高値で買うしか方法がなく、聴きたいけど手が出ないみたいな状態がずっと続いていたの