2022年のベスト・アルバム:純正律/微分音
「BEST OF 2022」と「2022年のベストアルバム:「声」」に引き続き、年間ベスト的な記事になります。
この年にはチューニングに純正律/微分音を用いた作品がここ数年の中でも比較的多く耳に留まったように思います。こういったアプローチはそれが伝統として根付き音楽性を特徴付ける大きな要素となっている世界中の様々な地域の民族音楽はもちろん、それを(多くはアカデミックな立場から)研究/分析し取り入れた作曲家(いわゆる現代音楽などの文脈)の作品にも多く例があると思いますし、今回紹