見出し画像

サブスクについて語りたい。

令和2年5月15日金曜日。

あるアーティストのサブスクリプションサービスの楽曲配信が開始された。
そう、平成1桁生まれにとって、いや、もはや平成生まれみんなの青春時代に寄り添っているであろうバンド

RADWIMPS



先日のハイスタのサブスク解禁もなかなかの喜びを感じたが遂にラッドも。サブスク解禁を知り、まず思ったことは、
「これでいつでも青春時代の自分に会える。」

何を隠そう、自分は大の音楽好きである。中でもバンドサウンドはたまらなく好き。小6の時に姉が買ったHYのCDを自分も聴き、音楽に魅入られた。HYから始まり、中学にあがるとラッドにバンプ、ウーバー。中学を出るころには10-FEETやdustbox,エルレにハイエイタス・・・。ライブやフェスに頻繁に通うようになり、自分でバンドも始めたころには、いわゆる「地方バンド」と呼ばれるまだ無名のバンドたちの曲を聴いて育った。

そんな中でも、音楽好きを加速させたバンドの中にRADWIMPSは入るだろう。(17歳から21歳になるまで付き合っていた当時の彼女と合う音楽の趣味がRADWIMPSだったことも大いに関係がある。)

この曲は二人で出かけたときに聞いたなとか、友人とも「この曲の歌詞のこの表現えげつない!」というようなことや、落ち込んだときにこの曲に励まされてたななどなど様々な気持ちをもっていた自分に、サブスクだと曲を通してすぐに出会えるのだ。

1.サブスクでの配信とCDでの音源


サブスク配信を利用しているからCD音源を持っていないんだろ!と思われるかもしれないが、同年代の中ではかなりの数のCDを所有している自信はある。なにせ学生時代のバイト代はほぼ全て貯金などせず好きなバンドや気になるバンドの音源やグッズ代につぎ込んだ。社会人になっても大好きなバンドのCDはフラゲしている。

サブスクが話題になり始めたころ、音楽関係者の中には、CDが売れなくなる。第一線の現場に還元されなくなる。といった声が上がった。これは今から売れようと活動するバンドマンを沢山見てきた自分には少しわかるところもあった。このあたりは僕が話すよりこちらを見てほしい。

この記事のとおり、サブスク配信によるアーティストの収益はかなりすくない。


2.CDよりサブスク配信が良いと思うワケ


ここからは聞く側、音楽の消費者としてのみの意見になる。
今まで書いた通り、自分はたくさんの音楽を聴いている。普段はApple Musicを利用しているのだが、ライブラリの中には約2,000曲入っている。自分でも驚きだし、ちゃんと全部聴いていた曲というのも驚き。取り込んでいないCDもあるのでそれらを含めると更に増える。

CDを沢山持っていると取り込むのがめんどくさい。

CDで持っているけどストリーミングでライブラリに入れている曲はたくさんある。これもサブスクが勝る点の1つだ。

次に、一番最初に書いた通り、懐かしい曲たちにもすぐ会えるコト。

逆に新しい曲とも出会いやすくなったのも良い点だと思う。CDショップの試聴器の前で思わずにやけてしまったり、雷にうたれたような体験が減るには残念だが、(そういえばひとりモッシュピットとか流行ったなぁ)今は気になるアーティストや曲がサブスクに対応していればその場で出会えるのだ。

また、個人的な話だが、カラオケのレパートリーを増やすのにも利用している。J-pop?なにそれ美味しいの?で育った自分には付き合いが増える中で頼れる存在である。(飲み屋でロックなんて歌ってもウケないからね...)

またプレイリストでこんな遊び方もできる。(笑)


他にもプレイリストを使って曲名で会話などの遊びをしているのでぜひ見てほしい。(笑)

3.アーティスト側のメリット


アーティスト側のメリットについても考えてみた。
まず、売れてないアーティストは知ってもらえるキッカケを作りやすい。アーティスト名もしくは曲名さえわかればその場で聴くことができるのだから。これは特に地方で活動しているアーティストにとっては今までの売れるまでの壁がかなり低くなったのでは。

売れてる売れてない関係なくメリットとしてはライブに足を運んでもらいやすくなる。やっぱり音楽は現場主義であると思う。生の演奏や熱狂に勝るモノはないのだ。それにライブでグッズが売れれば収益にもつながる。ファンはライブを見てさらに好きになれば、CDだって買うさ。サブスク配信をライブに足を運んでもらう動線の一つとしてフルに活用するのはどうでしょう?


4.まとめ


僕が伝えたいサブスク配信の良いところ
・懐かしい曲に出会える=昔の自分にもすぐ会える
・CDを取り込む手間がかからない
・新しい曲に出会いやすい
・まだ無名なアーティストにとってチャンスが増えた
・ライブへの動線としての活用?


自分は音楽に育てられたし、助けられた。いつかどこかで見た「音楽は人類の発展に必要の無いもの。だけど、はるか昔から現代までずっと人の生活に寄り添ってきた。」という言葉。

音楽業界は今僕の想像よりはるかに大変な状況だと思う。少しでも力になれたらとこの記事も書いてみた。サブスク配信の再生で微々たるものだがアーティストへの収益にもつながる。

前までの生活に戻った時にライブに行ってみようという楽しみを見つけたり、お家時間のお供に。ぜひ、サブスク配信でいろんな出会いをしてみてください。

音楽は僕たちからは離れずにずっといます。離れるのも近づくのも僕たち次第。


#サブスク #CD #アーティスト #今できること




















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?