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【書評レビュー】ズボラPDCAの半分は優しさで出来ている
こんにちはヨークです。
今回は北原 孝彦さんが書いたズボラPDCAを読んでみました。
結論から言います。
北原さん・・・優しい!
本の中で自分がどれだけズボラでガラスのハートなのかを何回も何回も書かれていますが出てくるたびに自分のことを言われているんじゃないかとグサグサ胸にささりました。
自分もそうだったからあなたも出来るよと何度も訴えてくれてそのたびに自分も出来るんじゃないかと勇気づけられる本です。
そして実際にそんなズボラな人でもどうすればいいのかを具体的に説明してくれます。
その中でも僕の印象に残ったところを抜粋して書きますね。
気になった方は是非読んでみてね。
失敗しないような計画を立てる
ビビりでガラスのハートだから失敗が怖い
だから失敗しないようにP(計画)を念入りにして失敗の確率を下げるというもの。
小さなトライを積み重ねる
なるべく失敗しにくい小さなことから挑戦して小さな成功を積み重ねるようにする。
勝てることを仕事にする
まずは「好きなこと」ではなく、「勝てること」を仕事にする。
勝てることとは「人の困りごとを解決出来るスキル」のことです。
そこで結果を出した後で好きなことをしようというもの。
これは僕的には結構盲点でした。
確かに好きなことを仕事にしようとしたら結果が出ないこともあるかなと。
それよりもまずは「勝てること」で好きなことをする準備が必要なんだと感じましたね。
「好きなこと」を仕事にしようという人は多いけど「勝てること」をまずやろうというのはあまり聞かないけど確かにと思わされるところでした。
計画の言語化が大事
本書の中で何度も準備・仕組み・準備が大事と繰り返し出てきます。
ズボラな人は何となくで始めると絶対続かないと北原さんは言っています。
僕も今まで振り返ってみると確かに続いていないなぁと納得。
どうすれば解消されるかは「しなければいけない状況を作ること」と言っています。
そのためには
・どうやって
・いつから
・いつまでに
という具体的な計画を言語化することが重要。
自分の情熱には賞味期限があって
気合いややる気にも頼ってはいけない。
いずれ切れてしまうから。
切れても続けられるように具体的な計画を立ててやらないといけない状況を作ってしまうということ。
ズボラはスケジュールに無いことはやらないから。
いわば「自分を追い込む」状況をつくることと北原さん。
これってすごい勇気がいることかなと読んでいて思いました。
僕だったら計画段階でこれ計画したらやらないといけないのか・・・
「ちょっと甘めにしちゃお!」とか「やっぱやめちゃお!(おいおい)」とか思っちゃいそうだなぁと・・・
北原さんはズボラなのかもしれないけど、勇気は人一倍という方なのかなと思いました。
壁打ち=人に話すことも大事
北原さんが本書のなかで壁打ちが大事と言っています。
壁打ちとは人に話すこと。
自分の計画や考え・アイデアを人に話してフィードバックをもらう。
これは、人に話さないといけないので具体的に言語化しなければいけないということ。
アウトプット前提で考えないといけないより具体的にならざるをえないということですね。
これをやることで考えが深くなり壁打ちを繰り返すと洗練されていく。
ポジティブな人と一緒にいる
人は環境に影響されるのでポジティブな人と一緒に居た方がいい。
これはほんとにそう思います。
ネガティブな人と関わっているとはこちらまで引っ張られそうになる経験はありますねよ?
北原さんは、「異常値」を持つ人と付き合う方がいいと言います。
行動量・経験値・業績・知識が異常な人と付き合うことでポジティブなエネルギーをもらえる。
ただ、こういう人たちと付き合うと最初から異常ではなくゼロからのスタートだったんだと気づかされるとのこと。
だから、自分も異常値を持てるんだと知ることが出来る。
まとめ
ズボラ・グータラは仕組みが無いと動かないというのは非常に共感しました。
だからちょっと手を抜いちゃおうみたいな考えが出るということは、自分はまだまだ本気じゃないのかなと、気づかされました。
北原さんは全国に美容室を4年で100店舗展開するというすごい業績の方。
本書はかなり目線を下げて僕みたいなグータラ・ズボラな人間にも
「大丈夫。君も出来る。僕もそうだったから。」
と繰り返し語りかけてくれる本でした。
北原さんの人柄が出ている良書だと思います。
自分がグータラ・ズボラだと思っている方は是非一読してみて下さい。
読み終わったら北原さんのファンになっていると思います。
僕はファンになりました(笑)
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