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【知らないと損する】水が危ない!消えない科学物質「PFAS」から命を守る方法レビュー

こんにちは、ロカキヤです。
普段はプールやお風呂の水をキレイにする会社で働いています。

仕事柄自分で飲む水にもこだわっていて、浄水器の選び方ブログ(北のロカキヤ)も運営しています。

今回は京都大学大学院医学研究科准教授の原田浩二氏著の「水が危ない!消えない科学物質「PFAS」から命を守る方法」を読んだので感想を書いていきます。

まずは、本書はこんな人向けの本

  • PFASを初めて調べる人

  • PFASが気になるけど難しい話は無しにしてほしい人

  • PFASについて大枠を知っておきたい人

以前、同者著の、「これでわかる PFAS汚染 暮らしに侵入した永遠の科学物質」を読みました。

正直内容は被っている部分はあります。
違いは「これでわかる PFAS汚染 暮らしに侵入した永遠の科学物質」の方がいい意味で情報量を絞って書かれているので初めて知りたい人、基本的なことを知りたい人にはわかりやすくおすすめです。
化学物質等を解説した本はなんか難しそうと思っているはこちらから読んでみることをおすすめします。

一方、本書「水が危ない!消えない科学物質「PFAS」から命を守る方法」はさらに詳細を知りたい人、最新情報が知りたい人におすすめ。

こういう情報は日々新しく更新されていくのでありがたいですね。

本書の気になる内容を要約しました。

・PFASの基本情報を説明
・PFASの健康への影響
・日常生活でのPFAS対策法

その中でも日常生活でのPFAS対策法がいくつかあったので2つだけ抜粋して紹介します。

①水道水に浄水器を設置する。

PFASは飲み水から摂取するのが一番健康へ影響が大きいと言われています。
そこで、家庭で出来る対策法が浄水器を設置することです。
浄水器であればなんでもいいわけではなく活性炭の浄水器を使用してください。
実際、どんな浄水器を選べばよいかは下記の記事を読んでいただければわかります。

②撥水加工された衣類にPFASが使用されてか見極める方法

撥水加工された衣類は基本的にPFASが使用されていることが多いです。
とはいえ、全てに使用されているわけではありません。
使用されているかどうかを見分ける簡単な方法があります。
撥水加工には2種類あり、

・「フッ素樹脂系」・・・PFASが含まれている
・「シリコン系」・・・PFASが含まれていない

と分類されているのでこれで見分ければ避けることができます。

他にも

・実際に自分が飲んでいる水にPFASが含まれているか調べる方法
・食品からのPFAS摂取の影響
・ペットボトル水は大丈夫?
・身体に溜まっているPFASを調べる方法

等が書かれているので気になる方は是非本書を手にとっていただければと思います。

他にもPFAS関連の書籍、映画を見てレビューをしているので気になる方はどうぞ。

最後に私事ですが、ブログでPFAS対策におすすめの浄水器をまとめて紹介しているので良ければ見てくださいね。
水処理を仕事にして今までPFASに関する書籍を5冊以上読んできたボクが調べ尽くしました。
読んで損はしませんよ。


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