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薪事情 その後

以前、薪宅配サービス導入の話を書きましたが、その後年末の別荘滞在中に進展があったので記しておきます。

巡回サービスで供給される薪は長さ40cmでとても太くて重みがあります。さすが商用の薪、大きさが均一でどれも綺麗な扇型なのでラックにも積みやすく、また積み上がったラックが様になります。(タイトル画像の一番左の列がそれです)

この薪で全く不満はなかったのですが、ある日同じ別荘地内の定住者で、僕たちが夏場に草刈りをお願いしているHさんが遊びに来られて話をしていると、ラックに積んでいる薪を見て針葉樹ばかりだとすぐに燃えるので消費量が多く大変だよ、広葉樹も混ぜた方がいいとアドバイスをいただきました。

そして、この先3年分くらい広葉樹のストックがあるので、良かったら格安で譲りますよとのこと。興味本位に値段を聞くと宅配サービスの半値以下だったので二つ返事でお願いしてしまいました。しかも適宜軽トラで持ってきて減っていたらラックに置いて行ってあげるよ、なんていう嬉しいサービスも。

Hさんが黙って置いていってくれる焚き付け材

Hさんはこの別荘地に定住されて15年ほどだそうで、75歳なのに冬は毎朝サンメドウズにスキーに行かれているとても元気なお爺さん。とても面倒見の良い方で建物が立つ前から色々とアドバイスをくれるので助かっています。別荘が完成した直後から何度か焚付材を黙って置いていってくださいます。定住者が多い別荘地は何かと助かりますね。親切な人たちが多くてラッキーでした。

そして数日後、Hさんが突然軽トラに乗って(やはり予告なく)現れ、約束の広葉樹メインの薪第一便を持ってきてくれました。たまたま僕たちがいたので荷下ろしを手伝いましたが、不在だと一人で荷下ろしをされるつもりだったようです。いやはや頭が下がります。

Hさんの軽トラで運ばれてきた薪

お隣さんの薪の無償提供から始まり、今回の格安での広葉樹の薪の供給まで、親切な方々に助けられておかげさまで当面は薪に困ることはなさそうです。本当にありがたい。ただ、せっかく山の広い敷地に拠点を建てたので、外構や庭の整備が落ち着いたら自分たちでも薪を作る作業も増やしていきたいと思っています。

なお、薪巡回サービスの方は月額料金のかからない別荘プランに切り替えて継続するつもりです。別荘プランだとすこし単価が高くなるのと、注文するときは専用ラックを空にしておく必要がありますが、今後は広葉樹も混ぜるので注文する頻度は低くなると思われるのでちょうど良いかなと思っています。