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#22 関西で内外装について考える②

関西の旅2日目の午前、Kの実家にて。僕らの別荘はなるべく洋風(北欧のコテージ風)の雰囲気を少なくとも外観については目指しています。なので外壁の全面を工務店標準工事付帯のリシン吹付けにはせず、別荘地のアプローチからよく見える南側と西側の明るい面は杉板を鎧張りすることを検討しています。

そしてその塗装色を何にしようかと検討を重ねているところです。今回、山口工務店さんから実際の壁に張る杉板をいただき、それに2つのメーカーの塗料を自分たちで塗ってみることにしました。

ひとつが工務店さんも通常利用しているらしい油性のキシラデコール マホガニ色、そしてもうひとつはノンロットのマホガニーレッドです。そう、イメージしているのはログハウスによく採用されるスカンジナビアンレッドと呼ばれるあの色です。

Kの実家の庭で早速試験塗装の開始です!

左:キシラデコール 右:ノンロット

ご覧の通り一度塗っただけでかなり色が違うことがわかります。同じマホガニーでもさすがにノンロットのマホガニーレッドの方が赤が強く、僕らがイメージしている色に近いですね。

今のところノンロットのマホガニーレッドが最有力候補です。ただ、杉板への塗料の乗りというか染み込み具合はキシラデコールのほうが良いかもしれません。

工務店さんは二度塗りすると言っていましたが、ノンロットの場合二度塗りだとまだ杉の木目や色合いが残ってしまうかなという印象です。

ちなみにKは、その薄さはTが一度目塗りの際に缶をよく振らないまま塗料を塗って失敗したからだと結論づけてしまっていますが・・・果たして真相や如何に。


午後は、工務店さんから事前にいただいている平面図を見ながら標準工事に含まれるOMソーラーの吹出口の場所はここで良いとかダメとかといった全体的な精査しました。

また壁に付箋を貼って窓の大きさや高さを測りそのデカさに感動したり悩んだり、はたまた実際に靴の高さや幅を測って造作下駄箱のサイズを決めていくなどの会議を行いました。

まあ、待っていればいずれは適切なタイミングで工務店さんの方から話や確認が来る内容かもしれませんが、こうやって二人でああでもないこうでもないと自分たちの家を組み立てていくというのもなかなか楽しいプロセスではありませんか。

そしていよいよ最終日の3日目。近所の別のLIXILショールームに行って今度は水回り、キッチンとバスルームのチェックに行きました。

1616バスのサイズ感

これまで図面上ではLIXILの1616サイズの浴室で十分かと想定していましたが、実際に足を踏み入れてみるとなんとも狭い・・・。

上の写真からわかるとおり、幅はそんなに問題ではないのですが、奥行(写真では左右方向)がかなり窮屈な印象を受けます。隣に展示のあった1618サイズを確認してゆとりを実感し、1618サイズで図面を再検討することにしました。

壁は強化ガラスオプションそしてバスタブ側は大開口窓を設置する予定なので実際にはそんなに狭苦しく見えることはないとは思いますが、でもやはり体を洗っているときに肘が壁に当たるのは勘弁です。ショールームで実際のサイズを体感するのは家造りの大事なプロセスですね。

というわけで、今回の2泊3日の関西の旅では内外装、キッチン・バスについて色々と認識合わせをすることができ有意義な時間でした。

実は3日後の木曜日から土曜日まで今度は八ヶ岳に再度集合して、建築予定の工務店、薪ストーブ屋さん、そして植木屋さんなどとの打合せを予定しています。なんとも楽しい週間です!

次は隣町の清里に宿を取っているんですが、天気予報は変わりやすいようで、ちらほら雪マークに気温も最高気温が-5℃!なんて日もあるようです。KもTも車がスタッドレス装備ではないのでやや気を揉んでいるところではありますが、いずれにしても次の週末を楽しみに、Kの実家の最寄りの鉄道駅にて解散となりました。