見出し画像

パルプ・フィクションという映画。

パルプ・フィクションという映画を見ました。マカロニ大聖堂さんの企画、みんなで選ぶオールタイム外国映画ベスト100 in 2021にて堂々の第3位に輝いた名作映画です。

1994年に公開された記載クエンティンタランティーノ監督の作品。同年のカンヌ国際映画祭でもパルムドールを受賞しています。

めちゃくちゃライトな映画好きなのでタイトルは知っている程度、またタランティーノ監督はキルビルですらなんとなく避けて通ってきていたので彼の監督作品としても初視聴となりました。

ストーリーとしては、大きく分けると2つあってジョントラボルタ演じるヴィンセントとサミュエルLジャクソン演じるジェールズというマフィアのギャング2人を中心に展開する物語と、ダイ・ハードでも有名なブルースウィリス演じるプロボクサー・ブッチの物語を中心に展開していきます。裏切り、報復、バイオレンス…暴力的なシーンが多いので苦手な人にはお勧めしません。一見荒唐無稽な感じなのですが、途中で視点や時系列がシャッフルしたり、オムニバス形式で実はこの物語がこことつながっていたり…などなど、公開年が94年ということを考えると非常に新しい試みだったんじゃないかと思う。

ということで感想なんですけれども、めちゃくちゃ好きです。作風としては北野武監督に近いなという印象。ちょっと調べてみたら相互に影響を受けまくっているようで納得。容赦のない暴力、Fワードの応酬、大胆な場面切り替え等々、見ていて飽きない仕掛けがたくさんあってあっという間の2時間半でした。

シーンごとに切り取っても非常に印象に残るシーンが多く、映画ってのはこうあるべきだよなあとつくづく思いました。いろんな人が挙げてるけどジョントラボルタが真顔でツイストを踊るシーン、ブルースウィリスが日本刀をチョイスするところなんかは非常にお気に入りです。

暴力シーン(というか発砲シーン)に耐性があって、往年の名作に触れてみたいという方にはお勧めです。せっかくなのでタランティーノの他の作品にもトライしてみようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?