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病気になって思うこと


病気になって思うこと

普段は、考えてもいないことが病気になった途端に自分の不摂生が極端な形で現れたという事。ウィルス性腸炎というものに罹って、それまで、眠ることの少なかった普段の生活は、更に眠れない生活へと変わってしまった。
汚い話だが30分に一度トイレに駆け込む生活が10日以上も続いたからだ。
真面目に薬なんて飲んだ事ないのに、流石に真面目にチャンチャンと腸の働きが戻るように祈りながら飲み続けた。
こうなると、普段の自分というのは一体なんという横着な生活をしていたことか。
何も食べれない、生活が続くと寝るしかない訳で、寝ていると足腰が元の様に動かなくなって来るし、悪循環が続いて、ようやくカレーで回復傾向に切り替わったのが良かった。
インド料理には様々なスパイスが入っていて、これが良かったのかと自分で納得する。こういう時に限って色んな予定が詰まっていて全てキャンセルさせて貰った。
寝床にいて考えることと言ったら、内省というか自己批判と言おうか、自問自答。
あまりにも症状が改善しないので、大学病院に行って検査して貰った結果、掛かり付け医の診断の通りだった。造影剤を飲んでCT検査。
「病気じゃなければこんな事しなくても良かったのに」と内心悔やんでも仕方ない事。
タダでは起きないぞと、普段の生活を取り戻すためにコツコツ出来ることをやり始めた。


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