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「お坊さん便の電話法要」の根強いニーズについて|サービスの裏側

こんにちは、よりそう広報のタカダです!
新型コロナの感染拡大状況が深刻になってきましたが、みなさま元気にお過ごしでしょうか。

さて、noteをコツコツ書いていたら、お坊さんコミュニティチームの石黒(以下「さわこさん」と呼びます)からこんな情報をもらいましたよ。

電話法要、リリースからそろそろ1周年だね。
確認したら、4月も5月もお問い合わせがあったわ。
コロナで大変な中でも次善の策として機能していてよかったね。

そうなんです!「お坊さん便の電話法要」は4月14日で1周年を迎えました。昨年のコロナ禍を契機に誕生したサービスですが、今年5月に至るまで毎月ご依頼をいただくなど、根強い支持を集めています。本来であれば初回の緊急事態宣言終了とともにサービスも終了するはずが、ご好評につき1年も継続することができています。

▼サービス企画を担当したさわこさんへのインタビュー記事はこちら

▼「お坊さん便の電話法要」について詳しく紹介しているリリースはこちら

開始当時はありがたいことにご注目いただき、テレビをはじめ取材をいくつか受けました。

▼こちらの記事では貴重なご利用者さまの声をご紹介いただいています

最初に「電話で法要する」と聞いたときは、「えっ!?あれっ!??“オンライン○○“隆盛のこの時代に電話!?!?」となりましたが(広報の悪い癖ですね)、ふたを開けてみると《電話であること》がご利用者さまにウケた要因のようです。

よくよく考えれば、ご利用いただく方の多くは50代以上で、オンライン会議ツールに慣れているわけではありません。withnewsの記事をお読みいただくとわかる通り、90代の方にご利用いただくシーンだってあるわけです。

そして、お坊さん側に視点を移すと、そもそも本堂にwi-fiが飛んでないケースが多々あります(そりゃそうだ……)そして、ホストとしてオンライン会議ツールを運用した経験がある方も多くありません。そういう方々に無理にオンライン法要をお願いするのはちょっと違いますよね。

さらに、オンライン会議ツールは通信環境によって使い心地が全然違いますが、電話は基本的に安定しています。だとすれば、誰もが安定的に使いこなせる通信手段として電話が選択肢に上がるのは納得ですよね。

実は弊社、Zoomを用いたオンライン法要にも取り組んでいたのですが(現在は終了しています)ご利用者さまの数が多かったのは電話法要でした。やはり、使い慣れた通信手段の方が安心してご利用いただけるようです。

弊社はインターネットを活用して事業をしている会社ですし、葬儀・供養領域のDX(=デジタル・トランスフォーメーション)も進めていきたいわけですが、まずは《ご利用者さまがサービスを体験してどのように感じるか》をベースに考えないといいサービスは提供できません。「どんな状況であっても供養したいというお気持ちにどう応えるか」を考え、対面での法要ができないなか「次善の策」として着地ができたのが、今回の電話法要なのだと思います。

コロナ禍では葬儀の小規模化が話題になりがちですが、実はその後の法要を執り行いにくく感じている方も多いです。弊社のご利用者さまでも、四十九日や一周忌を執り行いたくとも「3密を作ってしまう」「お坊さんにも感染させてしまうリスクがあるのではないか」と諦めてしまう方がいらっしゃいます。

でも、電話法要であれば読経と法話を聞いていただくことが可能です!法要は、お別れの悲しみを癒すのに必要な営みです。電話法要をご利用いただいた方からは、「やってよかった」という声を多くいただいております。
お坊さんからは、「音声だけのやりとりなので、ご利用者さまがラジオのように集中して聞いてくださっているのがわかった」というお声もいただきました。

「コロナだから」と諦めずに、状況に適したご供養をしていただけたらな……と願ってやみません。故人さまに合わせた読経と法話を聞くと、思った以上に心が落ち着きますよ。

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ちなみに、さわこさんはご利用者さまはもちろん提携のお坊さんがやりやすいようにサービスを企画するのが得意な方!共に働く仲間への気配りも忘れない、とても優しいお姉さまです(私はもはや母だと思っている)。よりそうにはたくさんの社員がいますが、間違いなく弊社カルチャーのうち「徹底的によりそう」を一番体現しているメンバーのひとりだと思っています。

▼突然ですが、弊社の理念をご紹介します

ちなみに弊社はいつでも新しい仲間を求めておりますので、もし「話を聞いてみたい」という方がいらっしゃればタカダまで個別にご連絡くださいね。

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