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保育園労務サポートについて

クニモト法律事務所のサービスメニュー、第1の柱は保育園労務サポートです。

保育園において日々生起しうる労務課題につき、自分が法人理事長として関与してきたことを念頭に置きつつ、弁護士としてサポートできることについて整理してみます。

例えば保育士は激務なので、様々な疾患等で休業に入ることがあります。傷病手当と労災保険の使い分け、各園における就業規則の具体的適用について法律家として解説し、助言します。

労働法規改正に伴い、就業規則の改定が必要になることがあります。のみならず近時は恒常的な人手不足ゆえ、労働条件は法令上の最低限ではなく上乗せ待遇を措置しないとスタッフを確保できないかもしれません。そこで人件費との兼ね合いも見つつ、どのような労働条件を用意するのか検討し、その内容もまた就業規則に反映する必要があります。ここでも法律家として助言します。

以上については実際のところ、弁護士よりも社会保険労務士さんの方が得意な人が多いかもしれません。ただ自分の提供するサービスには、弁護士独自の価値を付加できると考えています。
弁護士が最も得意な分野は、やはり紛争含みの課題でしょう。その究極的なものが解雇であり、その手続です。訴訟や労働審判における代理行為のみならず、そのような裁判所での法的手続にならないようにするためのノウハウを蓄積している専門家が、実は弁護士です。
解雇以外の労使紛争でも同様で、私たち弁護士は労働法規や裁判実務に関する知見と経験に基づきケースバイケースで判断し、その事案に対してベストだと考えられる方針を立案し提供します。

弁護士には守秘義務があるので具体例を出すことが出来ず、どうしても抽象的な紹介にならざるを得ません。ただ、いずれの課題でも早期対処が肝要であることが多く、またどの程度の時間的猶予があるのかについても弁護士に判断を仰いで欲しいところです。
そのため顧問先となる社会福祉法人・保育園には、チャットツール・携帯電話・Eメールなどあらゆるツールを駆使して、恒常的かつリアルタイムでの相談コミュニケーションを提供したいと考えています。

以上

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