寄り道を楽しめ!
こんにちは、あるいは、こんばんは。
Kentです。
前報を書いてだいぶ間が空いてしまいましたが今回Android版をリリースしましたのでまた投稿。
普段はメーカーでカリスマエンジニアをやっています。
プライベートの活動で”YorimichiApp"というアプリ開発をしていますので
興味のある方は是非。
【iOS版】
【Android版】
【LP(ランディングページ)】
0.寄り道の定義
寄り道というとネガティブに使われることが多い印象ですが、
「寄り道ばかりやってないでちゃんとやれ」
など。
私はそうではないと思います。
寄り道の定義は、Oxford Languagesによると
”ついでに立ち寄ること。回り道。”
とあります。
つまり、本来の目的地、目的のこと”以外”の場所へ訪れたり、
行動したりすることです。
明確な目的地があったり、行動するためのミッションを早急に達成しなければならない場合、寄り道は忌み嫌われます。
時間というコストを失うからそう考えられると思います。
ただそのケースは、明確な正解があるケースに限定されると思います。
世の中の出来事はわかりやすくシンプルではなく複雑に絡み合っていて、
やる前から答えがわかっていることはほとんどありません。
スタート地点からゴール地点まで最短最速で到達できることは
ほとんどなく、いろんな試行錯誤の後、ゴールに到達します。
その試行錯誤が寄り道だと思います。
加えて、進んでいる途中でゴールが変わる場合もたくさんあります。
その場合に、変更後のゴールに辿り着いた場合に
最短最速でなかった寄り道を皆無駄足だったと落胆します。
ただ、その寄り道で培えるノウハウやスキルもたくさんあると思います。
歩いている最中はそれが寄り道なのか最短ルートなのかは
決定されていなく、結果論として、寄り道と定義されたり、
生産性の高い道のりだったかが評価されるものです。
ですので、落胆する必要はなく、我々にできる唯一のことは、
今が最短ルートなのかと考えるのではなく、目の前のことを
愚直に取り組み、楽しむことが精神衛生上も、
スキルの面でも良いと思っています。
少し抽象的になったので、もう少し具体的な話をします。
1.仕事における寄り道
まず仕事において、明確なゴールは収益、歩留などわかりやすい指標があると思います。
それを達成するためのアプローチはさまざまな選択肢があると思います。
メタ視点で未来がわかる超人なら、どのアプローチが最短最速で達成できるか見抜くことができるんだと思いますが、大抵の場合そうはいかないのが現実です。
こっちの道はダメだったか、じゃあこっちの道と何度も何度も繰り返し
到達したり、しなかったり。
誤解を恐れずいうと、大抵の人の仕事は、
「寄り道」に過ぎない。
ということです。
ただそれに価値がないと言いたいわけではなく、
その道が最短経路ではなかったというのも
大きな成果です。
次に同じ課題に取り組む人が
道に迷わないための大きな道標となるわけです。
今自分がいかに最短ルートなのかと考え模索することは、
逆に生産性は低く、
寄り道を全力で楽しんで、やり切ることが結果的に生産性が高くなる。
と私は考えます。
2.キャリアにおける寄り道
次にキャリアについて、
こちらのケースは、目指すべきところがはっきりしている人、変動する人、ない人の3種類に分けれると思います。
はっきりしている方は、こんな記事読む必要ないので
今回は、変動する人、ない人向けです。
変動するタイプの方は、その瞬間に辿り着きたいと思い
模索した寄り道の数々で、ノウハウや経験が蓄積されていくものだ
と思います。
目的地が変動しても、その間に辿った寄り道をがむしゃらに突き進んでいればノウハウや経験が蓄積されているので、
「俺は、このままでいいのか?」
と考える人はたくさんいると思いますが、
たまに考えるのは良いですが、考えすぎると病みます。
遠くばかり見てると足元の段差に気付かずつまずきます。
たまに遠くを見て道を間違えてないか確認して、
日々はがむしゃらに前に進むことを考えて仕事に打ち込むのが
ベストだと思っています。
ない人も簡単です。
目指すべきものがなくても、目の前の道にがむしゃらに取り組めば
行きたい場所ができたときに、その知識、経験が役に立つものです。
まとめ
生産性を高めることに囚われすぎず、
寄り道を楽しむことで
結果的に、多くのスキルや経験が積み上がります。
ぜひ、寄り道を楽しんで。
では、この辺で。
Kent
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?