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【作曲レッスン】すべての子どもに創造の響きはある

遡りますが 6月。

雅美ピアノ教室で、作曲レッスンをさせていただいた生徒さんたちの発表がありました。

今回初めての生徒さんも多く、そして、それぞれに個性も全く違い
これまで以上にレッスンは試行錯誤。

★どんなイメージの曲にしようか?と聴くと 「雨がポツポツ降ってる」

それを音にしてみて、というと
ほんとだ、雨みたいな音が出てきた!
イメージをこんなふうに音にできるんだね。面白いね。

★歌やバンドの音が聴こえてくるような、
このままかっこいいポップス作れちゃうんじゃない?ていうメロディを作ってきた子。

★一年生の生徒さん。
来るなり「ひかりの曲作るんだ」と、すぐにフレーズを弾き出したのにはびっくり。
あふれるようにいろんな音が飛び出す。
「闇」の音も。
(そしてポケモンの話もとまらず!そんなところから着想を得ているのかも)

★2回にわたって「ムリムリ」と言い続けていた生徒さん。
2回目のレッスンも終わりに近づき、今回は難しいのかな、と一瞬私も思ったけれど
ふと弾いたものを「いいじゃん」と伝えたところから心が動いて
目を輝かせて音符を書き始め、
素敵なメロディをあっという間に作ってしまいました。

わたしはその突然の変貌ぶりに仰天、圧倒されて見ていました。可能性をあきらめなくてよかった。。

★独創的で可愛らしい歌を作って「とても気に入った」と話してくれた子(私も嬉しかった!)
そしてなんて楽しそうに歌うこと。自分の中から出てきたものは、「こうしたい」ってはっきりするね。

★そして 作曲レッスン歴が長く、すっかりみんなの先輩として
一緒に即興で素敵な音を紡いでくれた生徒さん。

私は 何をするかといえば、
「なんでもいいんだよ〜」と分かってもらうこと(心の底から)
そうして 出てきたものを
「いいじゃん、それ!」というだけの役割でした。

でも、
緊張してカチカチのお子さんにほぐれてもらったり
本当に自由でいいんだとわかってもらったりするのは、意外と難しさを感じることも(そんなときはわたしも緊張💦)

そんな中その子なりの音、曲が生まれたときの喜びもひとしお。

生み出すのは生徒さんたちで そこを助けることはできないけれど
一緒に見守る産婆さんみたいなものかなぁと思います。

そうしてできたものがまた、
みんな、本当に全然違って
ほんとに素敵で、
それぞれに魅せられてしまう。

弾いている姿も、自分の作った曲はみんな一生懸命で、どこか誇らしげに見える。

なんて幸せな役割なんでしょうか。

どんな子にも創造の力があると信じることを、
今回も教えられました。

後日談
みんな、レッスンのあと「心が強くなって
めげない子になっている」と伺い
めちゃくちゃ嬉しくなりました💕

自分が自分でいていい、って思えたら、人って強くなれるのかもしれない。

語ってしまいましたが
生徒さんたちの作品演奏ダイジェストはこちら。
それぞれに個性的で素敵な作品を聴いてください。

雅美先生がブログでも
発表の様子をご紹介くださっています。

子どもたちがそれぞれに自分らしさを見つけ 自信をもって表現していくことを目指す、
雅美先生の教室の土台があってこその
レッスンをさせていただいています。

本当にありがとうございます。

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