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保育園のオニオンスープ

季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主のyoriです。週2日、保育園の給食を作っています。
こちらのマガジンでは保育園給食のメニューを記録しています。

スープの素などありますが、昆布出汁で作るオニオンスープは玉ねぎの甘味と旨みが引き出され、塩だけなのに体に染み渡る美味しさです。

焼き麩入りオニオンスープと給食のケチャップご飯、蒸し野菜

【材料】

園児4人分+大人3人分

玉ねぎ 270g
昆布出汁 850g 
塩 5〜6g

【作り方】

  1. 昆布出汁をとる

  2. 玉ねぎを回し切りする

  3. 鍋に玉ねぎと少量の水を加えて、ウォーターソテーをする

  4. 玉ねぎが柔らかく火が入ったら分量の昆布出汁を加えて一煮立ちさせる

  5. 塩で味付けをする

昆布出汁の取り方

昆布出汁 水に昆布をつけて広がったら火をつけて、ゆらゆらと水が温まり、昆布から小さな泡が出始めたら煮立たせないように10分くらいしてから火を止め、そのまま10分してから昆布を引き上げる。
グラグラと沸かしてしまうと、昆布から滑りが出てしまうので注意しましょう!

昆布を水に付ける


昆布が広がり戻った状態から
火にかけます。


火にかけて昆布から
泡が出て来た状態。
煮立てないで、ゆらゆらと。

回し切りの仕方

玉ねぎの繊維に沿って、回しながら薄切りにすること。
切った部位が均一(玉ねぎの上下、左右、切った部位に含まれること。スープや炒め物など、口あたりや味わいが調う。)

お子さんには玉ねぎの形状が大きい場合があるので、半分に切ってから回し切りをします。

玉ねぎを縦半分に切って
端から回しながら切る。

ウォーターソテーの仕方

油を使わずに柔らかく炒める。
焦げ付かないように、少量の水分を加えながら火にかけて柔らかくしていくこと。全体を油っぽくしたくない料理の時、すっきりとした味わいになります。

油揚げを使わないで
焦がさない様に
少量の水を加えながら
玉ねぎに火を入れています。


十分玉ねぎに火が通ったところで昆布出汁を加えて一煮立ちさせます。


同じおかずで離乳食も用意する場合

塩を加える前の状態でとりわけ、塩を入れたものをその半量加えて薄味のスープにする。
玉ねぎは柔らかく調理してありますが、大きさが気になる場合は、ハンドブレンダーにかけるか、玉ねぎだけ取り出して少しカットしてください。

同じ給食からの離乳食。
ケチャップご飯は味付け前をお粥にしてます。


この日の給食は、オニオンスープ、ケチャップご飯、蒸し野菜でした。
蒸し野菜はさつまいも、アスパラガスにすりおろしてから入りしたにんじんと味噌、ごま、豆乳マヨネーズを混ぜて添えています。




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