土用の丑の日うのつく食べ物
よりどころのお食事とは
よりどころのお食事は、お肉、お魚、乳製品、卵、白砂糖、化学調味料、着色料、香料、保存料を使っておりません。
調理には電子レンジを使用しておりません。
一食の中でバランスよく視覚的にも味覚的にも満たされることを念頭に置いて、以下味わえるようにと作っています。
食材:
ま(豆)ご(胡麻)わ(わかめ、海藻類)やさ(野菜)し(椎茸、きのこ類)い(いも類)
味覚:
塩味、酸味、苦味、甘味、辛味、旨味(発酵食品など)
視覚:
白、黒、赤、黄、緑(青)
調理法:
煮る、焼く、炒める、蒸す、生
土用とは?
暦においては、土用は雑節のひとつで、季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間が土用になります。
土用の期間中は土公神(どくしん・どこうしん)といわれる土を司る神の支配する時期と考えられ、土を動かす作業(土いじり、草むしり、基礎工事、穴掘り、井戸掘りなど)を忌む習慣がありました。
土用の丑の日は鰻の日?
もともと天然物の鰻は旬が冬。
夏に売れなかったのを、平賀源内が「本日土用丑の日」と看板をかかげ、繁盛させてから、土用の丑の日にはうなぎを食べる風習になった、という説があります。
土用の丑の日には”う”のつくものを
暑い夏土用には、体に負担のかからない食事を。
と言うのが昔からの習わしであったようです。
うどん
うどんの原料である小麦は、収穫が梅雨前。陰陽調和のバランスを見ると、秋に収穫する米よりも陰性であり、暑い夏にはご飯よりも軽いうどんが体には負担が少ないと考えられていました。
梅干し
クエン酸が含まれ、疲労回復によい。梅の酸味成分により、唾液が出るので、食欲増進にも。
うり
胡瓜(きゅうり)や西瓜(すいか)、冬瓜(とうがん)、南瓜(かぼちゃ)、苦瓜(にがうり)などのウリ科は、水分やカリウムが豊富で、身体の余分な熱を冷ましてくれるとされています。
消化の悪いものや脂っこいものを食べも夏バテ防止にはなりにくいので、昔の人は、消化によく、体に負担が少なくて、体の火照りを冷ましてくれるものを食べるように心掛けていたのでしょう。
2024年の土用の丑の日
7月24日と8月5日(二の丑)
コンビニでも”土用の丑の日鰻の日”と宣伝していますね。
夏に鰻の蒲焼を食べるのがもはや風物詩になっていますので、その流れに乗るのもいいですし、暑さでバテ気味な体を労るために、うどん、うり、梅干しを食べて英気を養うもいいでしょう。要はその人の体調と気持ちの問題ですね。