見出し画像

個人的受難2020

現況としては腎不全、
週に3回4時間の透析治療を、
さらに睡眠障害を別クリニックで診ていただいているわけですが、
2020年はさらにいろいろありました。


① 突然の目眩、立ちあがれない。
 思い当たるとすれば
 昨夜から飲みはじめた薬。
 透析日なのでなんとか運んでもらい、
 心当たりをナースに伝える。
 ドクターからは、
 脳の異常を否定するために
 緊急CTとMRIの指示を受ける。
 すぐに結果が出て、異常なく、
 やはり昨日のミルナシプランであろう。
 血中濃度を下げるため血液透析をする。
 4時間でかなりラクになる。
 以来、ミルナシプランは中止に。

まずは脳の異常を疑ってくれたのはありがたかった。
看護師さんがずっと寄り添ってくれたのも心強かったな。
移動の際に車椅子を提案されたんだけど、
僕は車椅子に乗ると酔うんだよね。
だから時間がかかっても歩きたいと言うのをそのまま聴き入れてくれたり、
透析中も頻繁に声をかけてくれたり。

それにしても、薬の副作用はきつかった。


② 発声がしにくくなる。
 耳鼻咽喉科を受診。
 トリノシンとメチコバールを処方。
 吸入も併用。
 約1ヶ月の加療でひとまず落ち着く。

こちらは原因不明のまま。
まあ、画像診断では異常がないとのことなのでよかったのかと。


③ 右のお尻から脚にかけて発疹。
 帯状疱疹と診断。
 飲み薬と塗り薬で様子を看る。
 最初の10日ほどは鈍痛。


④ 血尿が出はじめる。
 薬を処方されるも、
 しばらく止まってはまた出るを繰り返す。
 精密検査として腹部CTの指示。
 原因は見つからず「様子を見ましょう」

この「様子をみましょう」って言葉、
人生で何度聴いただろうね。。
その後、幾度となく血尿はあり。

⑤ 脚に発疹。
 早くも帯状疱疹が再発したかと皮膚科に。
 ところが、帯状疱疹は否定される。
 エキザルベで対応するよう処方。
 1ヶ月程度でなくなる。

⑥ 37.5 度の発熱。
 1度でもこの体温を確認したら
 透析病院に連絡することになっている。
 事前に電話を入れるが、
 とりあえず普通に病院に来るようと案内。
 透析室の入り口で来院を告げると、
 いつもとは違うベッドに案内される。
 ちなみに特に隔離されてるほどでもなく、
 いつもの30人ほどの透析室の端っこ。
 いきなり「インフルの検査をします」と、
 鼻に綿棒を突っ込まれる。
 そのまま5分ほどで結果が出て、
 思っていた通りインフルは陰性。
 看護師長がやってきて、
 今日はこのままいつもの透析をするが、
 出来れば明日は会社を休むようと。

しかし、PCR検査への誘導などはなくて。
病院としては、コロナ感染は怖いけど、
ここから感染者は出したくないんだろうなと感じたね。
インフルはさっさと検査するけど、
コロナは検査すること方向には持っていきたくないんだな、って。
まあ、結果的に37.5度が出たのはこの1回のみで事なきを得ていまに至る。


⑦ 血尿が気になり、また受診。
 尿検査をするが、
 ガンなどを現す数値は見当たらない。
 ただし、
 トリコモナスがあるようだと指摘。
 これは性病の一種。
 しかし、考えてみてもどうも心当たりがない。
 薬が出されたので一応もらう。
 
これについてはそのときにもらった検査結果の用紙を見てどうにも疑わしい(ほんとは違うんじゃないか?)と感じたんだよね。
ドクターが検査室から来た結果用紙を読み違えてるんじゃないかと思う部分があってね。
で、他の泌尿器科を受診してみることにした。
すると問診の段階で、
『男性がなることはごく稀で、診断は間違いじゃないのか』と最初から言われる。
念のため採尿して結果を見るも、
やはりトリコモナス は無いとの判断。
まあしかし、
『ゼロを証明することは難しい』ことから、
薬は飲んで、
1週間後にまた検尿することに。
結果、それも陰性だったんだよね。


ただまあ、
そもそもの血尿自体は解決してなくて、
さらに精密検査をするならば
膀胱鏡を入れて見てみるしかなさそう。
これ、
尿が出る先っぽのところから胃カメラみたいなスコープを入れて膀胱のところまでの様子を見る、ってことなんだけど、
やる勇気が出ない。。
ドクターによれば、
やらなきゃいけないという状態ではないので、
やりたいと思ったら相談してくれって。
だからこれは保留してる。


⑧ 右のくるぶしが膨らんでいるのに気づく。
 日に日に大きくなってくる。
 皮膚科を受診するとなぜか内科に。
 はっきりしたことは言われず、
 何も出来ることはないのでこのままで。
 酷くなるようならまた来てくださいと。。
 結局、大きくなってくるにつれ、
 歩くだけで痛くなり再度受診。
 滑液膿疱なので悪性のものではないが、
 痛いのであれば抜きましょうと。
 注射針を刺し、中の液を吸い出す。
 これがかなり痛いんたよね。
 雑菌が入ると面倒なことになるので、
 くれぐれも清潔に保つようにとのこと。

こちらはそれ以降2ヶ月くらいかかってもとの状態になった。
原因は、ステイホームでか床に座る機会が多くなって脚が擦れることが負担になったんじゃないかって。
そういうことってあるんだねえ。


さて、書き出してみたところで、
それぞれはそれぞれで対処すればそれだけのことなんだけど、
さすがに後半あたりになると、
自分を卑下したよね。

なんでこんなにいろんなことが起こるんだろう、って。
久しぶりにベランダを眺めたりもしたよね。

普通でいられるっていうのは幸せなんだなとすごく感じる。

まあ、いまの生活も普通じゃないのかもしれないんだけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?