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おダシが出てないなぁ、と感じた今日。え、自分ださ。って思った今日。自戒も込めてこの想いを綴る。

おダシとは、
その人らしさ、人間臭さ。出すものではなく、溢れ出るもの。
自分らしさよりも泥臭くて、強さも弱さもひっくるめた、ありのままの姿。

その人の本質、のようなもののこと(だと解釈しています)

おダシ出せてないなと思った今日。
過去の経験から作り上げられていた型をそのまま引用していたことに気づいた。今の自分が伝えたい気持ちは、そこには乗ってないんだよな・・・

そもそも、私、おダシの出し方が下手なんです。
自分らしさって何なのか、正直わかっていなくて、
10年来の友だちにすら、おダシ出せてないかもしれない。
(いや、出てんで。ってつっこまれそうな気もしてるけど)

そんな私が、会ったこともないお客様にどうやっておダシを出すのか。
さっきから頭が沸いてます。
鰹出汁でいうと、煮出してるタイミングなのかな。
このふつふつした想いは、例えるなら、アクです。

アクを取り除いたら、綺麗なおダシが出るのか。
あの金色のおダシが出せるのか。

わからないなりに、おダシ出てる人を考えてみた。
共通項は、自然体でぶつかってるところな気がする。
良いことも悪いことも、自分が好きなことも気持ち悪いことも
全ての感情表現がナチュラルで、まっすぐな感じ。

私はオブラートに包みまくって、言葉も資料も渡してます。
何だったら、私自身も。。
もうリアルな感情を出すのが本当に苦手。嘘は顔に出るけど。
気を遣って、これを言ったらどう思うのか?
嫌われるんじゃないか?気分悪くするんじゃないか?
あ、さっきの言葉選び間違えたな・・
とか、日々、毎秒考えるわけですよ。こういうところですよね。
(決しておダシ出てる人=空気読めない人、という訳ではない。)
この違いなんだろうなと気づいた、今。
オブラートを外す勇気が湧いてきました。

まずは、素の自分を探すところから。
好きな時は好き、嫌いなものは嫌い、その時の自分の感情を
無視しないように生きようと思います。

お客様にもそんな自分が届くように。
今は全然、私が届いてないと思うんです。
だって、めちゃくちゃ隠してるもんね。
好きな想いも、重いと思われたくなくて隠してる。
本当はめちゃくちゃ聞きたいし、会いたい人が大勢いる。
けど、顔色を伺って言えずにいる自分がいます。

これも出しちゃえばいいんだな。
自分に正直に溢れるものに蓋をせず、滲み出しておけばいい。

伝えたい、大事にしたい本質だけは見失わず、
共感してくれる人と長くお付き合いしていきたいです。

インビジョンに入れたから気づけた、おダシ。
役職とか立場とかじゃなく「おダシ出てる?」が日常のインビジョン 。

まだまだいっぱいいると思うんです。
おダシ出したい、会社も、人も。
その人らしさ、その会社らしさが、魅力なんですよね、きっと。

あーーー、おダシ出したい。って思えてる今。
この感情を書き記すことで、自分の原点にします。

おダシの出し方下手なんだから、どれだけ良いお鍋使っても同じよ。
まずは、出し方から勉強しなさい、私。
どんな煮出し方をしたら、どんな味になるのか。
どんな料理と合うのか、そこから勉強しなさい、私。

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