2023年4月トラジャ旅行

久しぶりにnote、ジャカルタでのんびりと生きてます。
今年のレバランは、日本人二人で中部スラウェシのトラジャに行ってきました!一言でいうと行く価値ありでした!とても興味深かったです!!!もし今後行かれる方の参考になれば嬉しいです。

今回は知り合いが以前お願いしたガイドさんを紹介してもらい、その方にほぼお任せで行ってきました(+運転手さん付き)。中長期滞在しているような欧米人はバイクを借りて移動しているような人も多かったです。

1日目:移動日

am 4:30~8:30 フライト①(ジャカルタ→マカッサル)
am 9:00~10:30 フライト②(マカッサル→トラジャ)
am 10:30~12:00 車でRantepaoへ

マカッサルからバスもあるようですが今回は飛行機でトラジャまで向かいました。トラジャの空港からはガイドにお願いしていた運転手さんがお迎えに来てくれ、宿のあるRantepao(ランテパオ)という街へ。

宿へチェックイン@Pia's Poppies Toraja

宿に着くとガイドさんが待っていてくれました。疲れるだろうから今日は何も予定を入れていなかったのですが、意外と体力があったのでちょっと街に出てみることに。
車は戻さなきゃいけないらしく、運転手さんとはここでさよなら。ガイドさんとAngkot(乗合バス)に乗ってRantepaoの中心へ。

ランチ@Cafe Aras

トラジャっぽい内装で、観光客向けな感じのきれいめカフェ。ここに行けばとりあえず間違いないです。

Rantepaoの中心地でそのままウロウロ、↓お土産屋さんおすすめです(値段も良心的!)。

Becak motorで宿に戻った後は夕方からは大雨でほぼ出られず。宿にカフェスペースがあり、食事もできたので夕食は宿で済ませました。
宿はシンプルだけれどお湯もついているしキレイで十分でした。リゾートホテルとかではないですが、欧米人が多く泊まっていてみんな外国人慣れしてます。

2日目:お葬式①とお墓めぐり①

見にいけるお葬式があるとのことで、さっそくお葬式へ。ガイドさんに案内され、香典としてタバコをワンカートン買ってから向かいます。
7日間かけて行うお葬式の6日目で、この日は20頭以上の水牛が連れられてお葬式が始まりました。水牛が切られていくのを目の前で見ることに。5年前に亡くなったおばあさんのお葬式でカーストの上のほうだからこれだけの数の水牛と参加者がいたそう。

ランチ@Primadona

観光客向けのレストランでお昼。The 観光客向けに作りました!って感じだけれど、水田を見ながらトラジャ料理を楽しるし美味しかったので十分満足。

お墓めぐり①

  • Kuburan Batu Lemo

  • Baby Grave Tree

  • 洞窟のお墓(名前忘れた)

トラジャといえば!な感じの有名なお墓をいくつか巡ります。入場料みたいなのがかかるようですが、これはガイドに含んでいたので支払いはガイドにお任せしました。

夕食@Bakso Babi

16時半くらいに宿に戻り、しばし休憩。18時くらいに流しのBecak motorに乗って昨日と同じくRantepao中心地へ。
看板を見て気になっていたBakso Babi、いくつかあったのですが適当にGoogle Mapでレビューの多いところに食べに行きました。美味です、Baksoが好きな人はぜひ。

カフェ@Kaana Toraja Coffee

ガイドさんにおすすめされたこのカフェは焙煎もやっているらしく、コーヒー美味しかったです。帰る前に焙煎したてのコーヒーを購入できるように事前に注文も出来ました。

3日目Tongkonan観光とお葬式②

実はこの日はIdul Fitriでイスラム教徒の方にとっては一番のお祝いの日。イスラム教徒は人口の1割程度らしく、豚肉もお酒もその辺にあるし、イスラム教徒がマイノリティなトラジャ。もちろんお祝いで集まっているイスラムの方は見かけましたが、お祝いっぽいアザーンや爆竹を聞くことも無く、不思議な感覚でした。

Obyek Wisata Palawa'

朝8時くらいに宿を出て、トラジャといえば!な建物、Tongkonanを見に行きました。天気も最高で写真撮りまくり。竹で作られた屋根は修理だけで200jutaかかるそう。
このガイドさんの会社はここに来るのがお決まりらしく、おそらく他の会社のガイドさんはまた別で似たようなTongkonanの集落に案内してくれるような感じです。

Palawaは村の名前?で、此処は犬も食べるそう。確かに道端にゲージに入って売られている犬たちを見かけました…。Palawaの伝統料理があると聞いたのですが、次の目的地に向かう途中になかったようで食べられず(鶏肉のなんとか)。

お葬式②

今回一番印象に残っているのがこのお葬式。偉い人のお葬式があるから見に行こうと初日に言われていました。元警察官で副市長さんの義父の方だそうで、それはそれは立派なお葬式でした。
タバコを買うタイミングを逃したのでこちらは20万ルピアを封筒に包んで香典として持っていきます。

道を封鎖して、生家?から会場となるTongkonanまでを行列になって棺を運ぶ様子はそれはそれは圧巻です。棺は埋葬まで一切車などを使わずに人力で運ぶらしく、小さなTongkonanに載せて男手で押して運んでいきます。イメージはお神輿のような感じ。

運ばれた後にはお供えとして水牛や豚が殺生され、そのあとは水牛の闘牛も見ました。ビンタンのキャンペーンガールが居て、ビールが配られていたり、闘牛はみんなお金をかけたりするらしく、お葬式と入ってもお祭りに近いような感じでした。

行列が始まる時間が分からずいつ始まるかわからないのを真っ昼間に待つのは少々しんどいですが、見る価値ありでした。大人でも待つのを飽きてしまうくらいだったのでお子さんがいるとちょっと大変かも?

お葬式の後はもう夕方に差し掛かっていたので宿に戻ることに。ガイドさんにお願いをしてドリアンを食べてから宿に戻りました。品種はわからないけれどローカルのもので、小振りで美味しかったのでドリアン好きな人はぜひ食べてみてください(3個で80rbくらいだったかな)。

この日も確か夕方から雨。スコールというよりも日本の梅雨のような感じな降り方です。

夕食@Sop Ubi

夕食は前日に寄ったところ売り切れで食べられなかったSop Ubiのところへ。これもGoogle Mapでレビューが多いし、Sop Ubiってあんまり聞いたこと無いなーというノリで行ってみました。うちをどこで知ったんだい…?とお店のひとには不思議がられました(笑)

スープにSingkong(キャッサバ)と麺が入ったシンプルな料理で美味しかったです。具材的にはどこにでもありそうな料理で機会があればぜひまた食べたい。

ここにあったサンバルはトラジャの唐辛子を使っていて超絶激辛。トラジャの唐辛子はなんとCabe Rawitの4-6倍の辛さだそうで、びっくりな辛さでした。さっぱりした辛さが癖になりそうな感じ。

4日目:ひたすら散歩

次の日はほぼ移動日なので、実質の最終日になったこの日。お葬式もお墓もいっぱい巡って十分すぎたので、ガイドさんと一緒に集落や水田をぶらぶら歩くことに。ぶらぶら歩くだけでお墓もあるしTongkonanもたくさん。

Tongkonanの彫刻、てっきりパーツに彫刻を施してから組み立てているのかと思いきや、組み立ててから足場に登って彫刻をしていくそう。竹で作った足場にしゃがんで彫刻をしている職人さんをがいてびっくりでした。

ランチ@Warung Pong Buri'

遅めのお昼でなかなか食べられるところが見つからず、街に戻りました。トラジャ料理を食べたいと言ったところガイドさんが連れてってくれたのが気になっていたこのワルン。

14時近くでかなりのおかずが売り切れていましたが、豚の煮込みが美味しかったです。普通のワルンなのにビールが売っている新鮮さ。おっちゃんがご飯を食べながらビールを飲んでる新鮮さ。もちろんトラジャの人たちにとっては日常だと思うのですが個人的にはツボでした。

この後は宿近くのカフェに焙煎したてのコーヒー豆を買いに行き、宿で少し休憩。

夕食@Cafe Aras

最後の夕食は初日にランチをしたCafe Arasへ。今回水牛の料理はあまり食べられなかったので、それ狙いでここへ。ところが残念ながら水牛はHabis。おそらく水牛は高くて常に在庫があるようなものではないんだろうなーと思います。
トラジャの豚肉はジューシーでどこで食べても美味しかったのでおすすめです。

5日目:移動日

元々はトラジャとジャカルタの往復便を取っていたのですが、トラジャ→マカッサルの便が航空会社都合でキャンセルになってしまっていました。ジャカルタに戻る日付は変えたくなかったので、返金することに。もうひとつの最寄りの空港であるPalopoからマカッサルに戻り、ジャカルタに帰りました。

豚肉美味しかったし、いままで知らなかった文化に触れられることが出来てとてもよかったです。おすすめ!お葬式に参加できるかは運次第なところもあるので、長めの滞在にしてよかったなーと思います。

あとインドネシア語が出来るおかげ色々聞けたのもよかったなと。英語可能なガイドさんなのでもし興味ある方がいましたら紹介します。
ではでは!

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