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【やった〜!】ひきこもり限界フリーランスが格安で事務所を借りてみた

この記事は、フリーでイラストを描いて細々と暮らしている私が、まる3年続けてきた在宅仕事から一転、事務所を借りてみてよかったよ〜という記録です。

そもそものきっかけは2020年の自粛生活でした…

在宅ワーク、もう無理

え?未知のウイルス?自粛生活?これからどうなるの?

…ひとりきりでの寂しい引きこもり生活、ひたすらパソコンの画面に向かい続ける毎日、先の見えない未来。。。。。もともと豆腐メンタルだった私は気づけば心身ともにバランスを崩してしまいました。

賃貸アパートの一室をフリーランスの友人との共同事務所にしてみた

すっかりパワーを失っていた私に転機が訪れたのは2021年。

同じ広島でフリーランスのウェブデザイナーとして働いている友人のマスベサチさんと『せっかく近くに住んでいるのだから一緒に事務所を借りてみるのはどうか?』という話が持ち上がったのです。

そんなこんなで私たちが借りたのは築3x年・2DK・家賃5万円/月でお互いの自宅から通いやすいアパートの一室。

築年数はちょっと古めですが、風通しと日当たりの気持ち良い部屋です。

思い切って借りてみてよかった。

こうして私たちの小さな共同事務所がスタートしました。

実際にお仕事をしてみて感じたのは、当たり前なんですが『自宅と仕事場をしっかり分けることで、頭が仕事モードに切り替わりやすい!』ということです。

ちなみに間取りはこんな感じ。

ちゃんとした“仕事場”があるとこんなに捗るとは!

・プライベートと仕事時間の切り替えがしやすい
・人と同じ空間で仕事をしているとつられてモチベーションが上がる
・何気ないコミュニケーションにより孤独感が解消される
・自宅から仕事関連のものが消えてしっかり息抜きできるように

…などなど。感じているメリットは数え切れません。


小規模フリーランスの“背伸びしすぎない”仕事場

……………ところで。
フリーランスに限らず「リモートワークをすることになったけど、場所に困っている人」という人ってわりといらっしゃるのではないでしょうか。

  • 自宅では思うように仕事が進まない

  • コワーキングスペースを契約するにしても個室席は高額で手が出ない

  • そもそも交通の便のいい近場にコワーキングスペースがない などなど…

今回私たちはアパートを借りることができたおかげでかなり出費を抑えることができました。自宅のようなリラックス感と自由さがありつつ仕事場としてほどよく気の引き締まる、いいとこ取りのような空間だな〜と感じています。

ダメもとで不動産屋さんに相談してみるといいかも…

ただし住居用物件は事務所利用NGなことも多いようです。そこは要相談という感じでしょうか…今回は人が出入りの少ないことや内装が汚れるような使い方はしないことをお話しして、ありがたいことに大家さんにもご快諾いただけました。

フリーランスの在宅仕事っていい面も多い。でも…

家での仕事って意外と継続が難しい。

もともと筋金入りインドア系の私。はじめは在宅で仕事できて嬉しさいっぱいだったんです。周りの目も気にしなくていいし、通勤の苦痛からも開放されました。仕事中に好きな音楽や動画を視聴しても誰からも怒られません。

でも、続けるうちに在宅ワークならではの難しさも感じるようになりました。
周りの目がないということはそれだけ自制が必要。気を抜けば生活リズムも崩れ放題。プライベートと仕事の境界が曖昧になるおかげでゆっくり息抜きできなくなったり…

ほどよくつながって働いていけるといいね

事務所のスタートから9ヶ月ほど経ちましたが、思い切って一歩を踏み出してみて本当によかったというのが一番の感想です。

日常生活とは少し切り離されたそこそこいい感じに整った場所で仕事をするのって、子供の頃あこがれた秘密基地みたいで楽しい。朝仕事場に来て、カーテンを開けるだけでちょっと気が引き締まります。

人とのつながりって大事だな…

先日こんなツイートをしました。

人は好きなのに人付き合いは苦手、恐怖心のようなものが強くて正直人と関わることがしんどいな…と思ってしまうことが今でもよくあります。

それでも人との関わりなしでは生きていけない自分や、周りにいてくれる人の存在のありがたさを感じることができたのは、フリーランス生活があったからこその学びだったのかもしれません。

現在イラストレーターとしての活動は少しペースを落としていますが、新しい場所で少しずつコツコツ日々を過ごしていきたいな〜と思う今日この頃です。

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