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「休み方」の正しい方法


引きこもりって悪い事?

おはようございます、吉岡悠人です。

皆さんは休日をどの様にお過ごしでしょうか。
私は家に引きこもる事もあれば、友人と食事に行って気分展開をする時など様々です。

しかし、一日中引きこもった時は、なんか無駄な一日を過ごした気持ちになってしまいます。もっと色んな事が出来たのになぁって感じますよね。

さて、今回はそんな休日の休み方についてです。

休み方は習わない

仕事(学校)を休む=HPの回復
という訳ではないという事は、皆さんもお気づきかと思います。

そもそも休み方って、学校で習わないですよね。
今回は正しい休み方について、お話できればなと思います。

参考動画はこちらの二本です。


鬱の人の約7割がまず内科に行く

ストレスが溜まったら、皆さんは気付きますか?
イライラしたり、甘い物やジャンクな食べ物を食べたくなる等の症状は皆さんもすぐに分かる症状ですよね。

しかし、他にもあるのをご存じでしょうか?
例えば、頭痛や胃痛、不眠、腰痛、脱毛、喘息、難聴などこれらは身体に影響があるのではなく、精神的な不調からの可能性があるんです。

人間は健康状態だと、痛みを和らげる神経回路が働いてるのですが精神的にストレスがかかっているとそれらが働かなくなるそうです。だから、大した事のない痛みが強く出る時は精神的なストレスがあるんだと疑うべきだそうです。

三種類の自律神経

皆さんも一度は聞いた事のある自律神経ですが、実は二種類あるんです。それが "交感神経""副交感神経" です。
しかし、"副交感神経"はそこから"腹側迷走神経""背側迷走神経"二種類に分かれるため、合計三種類になるという事です。

では、三種類の説明をそれぞれしていきます。

まず"交感神経"は、アッパー系と言われており危機に対して戦う事や逃げる状態です。症状としては、早く浅い呼吸や発汗、食欲抑制、動悸などが表れます。そしてストレスとは、この交感神経に入りっぱなしの状態をストレスといいます。
次の副交感神経の"腹側迷走神経"は、リラックスモードと言われており、癒しと繋がりを確保している状態です。症状としては、深くゆっくりとした呼吸や柔らかい声、伸びやかな姿勢などが表れます。
最後の副交感神経の"背側迷走神経"はダウナー系と言われており、省エネで自分を守っている状態です。症状としては、寒気や失神、脈が遅くなったり、だるさなどが表れます。

これは余談ですが、休む時にコーヒーを飲む事ってありますよね。実はコーヒーはカフェインが入っているため、"交感神経"に働いてしまうみたいです。だから、本当に休みたい時はコーヒーを飲まない事をオススメします。

そして、これら自律神経は周囲の影響を受けやすいため、アッパー系の人の近くにいたらアッパー系になるし、ダウナー系の人の近くにいたらダウナー系になってしまいます。自分が今どの状態にいた方が良いのかを判断して、周囲の人との付き合い方も変え必要がありますね。

腹側迷走神経が大切

ここで重要になってくるのが、"腹側迷走神経"です。
交感神経と腹側迷走神経=「遊びモード」となり、安心の中でスリルや興奮がある状態です。スポーツをしている時は、この状態に近いのではないでしょうか。
背側迷走神経と腹側迷走神経=「愛・親密性モード」では、安心の中での不動・脱力の状態になります。恋人とか友達といる時の状態はこれになります。
つまり、腹側迷走神経を如何にコントロール出来るかが重要となる訳です。

腹側迷走神経を活性化させる方法

どうやって、腹側迷走神経をコントロールしたら良いのか。腹側迷走神経を活性化させる方法があるみたいです。

この動画で紹介されていたのは、「歌を歌う」「モノを飲み込む」「安心できる人食事」の三つです。
つまり、気晴らしになる様な事ですね。
※動画では、エクササイズも紹介されていますのご視聴ください。(2本目17分-19分)

アッパー系から抜け出す方法

アッパー系に入った状態は、ストレスが入っている状態のため抜け出す必要があります。その方法として、心を落ち着かせる静かな曲を聴く事や湯船にゆっくりとつかる事、部屋を暗くする(ブルーライトを見ない)などが挙げられます。

ダウナー系から抜け出す方法

ダウナー系に入ってしまうと、何もやる気が起きない状態のため行動を起こさなければならない時は抜け出す必要があります。そのため、早く浅い呼吸をする事や太陽の光を浴びる事、カフェインを飲む事などが挙げられます。しかし、カフェインをドーピングの様に使用してしまうと低い状態のパフォーマンスが持続している可能性もあるため持続可能ではありません。

引きこもる重要性

引きこもる事は否定的なイメージがあると思います。しかし、ダウナー系には「解離」という防御方法があります。
「解離」する事で過剰な刺激に圧倒されないように、強制的にシャットダウンをかける事で脳を保護するする事や自動的に感覚の切り離しを行ってくれるのです。頭が真っ白になる経験をした事があるかと思いますが、それは解離による防御なのです。

この解離する事がとても大切なため、精神的にキツい時は積極的に引きこもる事が重要となってきます。

「引きこもる事」はマイナスなイメージを持たれている人が多い中、今回の動画でプラスなイメージに変わった人も多いかと思います。

皆さんも、自分が今どの状態にいるのか身体と対話して、適切な方法で適切な休み方を実施していただければと思います。

それでは、本日もご一読いただきありがとうございました。

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