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絶対は・・・あるか

ばやさんのこの記事を読んでいて、考えた。
絶対なものは何か。

ところで、これを考える前提として、そもそも、「絶対」とは何を意味するのかを明確にしておかなければ、考えてもしようが無い。

「絶対」とは、他との対立や比較を絶していることを意味し、他に比較・対立するものがないこと、他の何ものにも制約・制限されないことを表す。

ちなみに、「絶体」は、絶対とは全く意味が違う。
「絶」は、それ以上続けられないギリギリの状態のことで、絶体は、体が存続できない限界の状態、体が尽きるような状態を表す。だから、使い方は、絶体絶命で、絶対絶命ではない。(知らなかったなぁ)

さて、絶対の定義はわかった。

まず、「他の何ものにも制約・制限されないこと」。

これは、物質としては、存在しない。
お互いに影響を及ぼし合っているのが明白であるけど、そもそも、時間空間からの制約を受けていない物質はない。

人間も物質であるから、ことは同じ。
だが、物質でない精神はどうか。

精神いうと人間の思考から生まれる、あるいは思考そのものだとすると、これも、最低限、脳内の活動が不可欠。

となると、これまた、最低限、脳のコンディションに影響を受けるのは明らか。

簡単に結論が出てしまった。

「絶対」は存在しない。

「他人から発せられる「絶対」も自分から発信する「絶対」も今後は注意していきたいです。(たぶん気付かぬうちに使っちゃう)」
というばやさんの心構えでいきますか。

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