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潜在的に危険な小惑星の軌道

地球近傍(地球から750万キロ以内)を通る直径140m以上の小惑星の軌道。
ツングースカ大爆発の隕石の大きさが50m~100mと言われる。
140mとなれば、かなりの被害が出る。

この図を見た最初の感想は、衝突する! でした。
解説を読むと、今後100年くらいは、心配いらないとのこと。
ちなみに、地球近傍750万キロというのは、月と地球間の距離の約20倍。
(そりゃ、当たらんと思うかもしれないが、軌道の計算が正確にでできない物もあるらしい)

ただし・・・
このランクの小惑星が全て把握されているわけではない・・・のだとのこと。現在1000個ほど見つかっているが、それでも全体の3分の1位だとか。

安心していいのか・・・やばい気がするけど。

そこで、もし本当に危険な小惑星が見つかった時の対応策として、2重小惑星軌道変更実証実験(DART)として、2021年11月24日に衛星を打ち上げる予定だ。
これは、二重小惑星の一つに、約500Kgの人工衛星を秒速6.6Kmで衝突させ、その軌道の変更を試みる実験です。

2022年9月頃に、この実験機が小惑星、ディモルフォス(Dimorphos、直径160mほど)に衝突する予定。

うまくいくかどうか、また、この方法で全ての危険を回避できるのか、気になるところ。

まあ、何にせよ、とんでもないことが起きることもあると思って生きていくべきだろう。そうすれば、一日一日が愛おしくなり、また、本質的な方向以外にエネルギーも注意も向けないで生きていけるのではないか。




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