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ポーランド上空のレッドオーロラ


https://apod.nasa.gov/apod/ap240512.html

オーロラ(極光)は、通常極付近の高緯度で見られる現象で、ポーランドのような南の地で見ることは普通できない。

しかし、この日は、数日前に発生して太陽からの猛烈な太陽風(コロナ質量放出(CME))が、地球を直撃したのです。

その結果、ポーランドのような低緯度でもこのようなオーロラが見えいることになりました。

赤いオーロラは、地球の大気の上層部にある、酸素原子が太陽からの荷電粒子の直撃を受け、発光し赤い光を発光したためです。

オーロラは、極地方で発生するため、低い高度で発生したオーロラは、極から離れたところでは見えません。それが見えるためには、オーロラは高い高度で発生する必要があります。

高い高度には、酸素原子があり、この高度にある酸素原子が発光するときに発する光は、赤いのです。

そういうわけで、低緯度でオーロラが見える時は、赤いオーロラが見えいることになります。

まあ、理屈はどうあれ、この光景に出会したら、しばし息をするのも忘れて魅入るのではなかろうか。

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