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ロードバイクで走れる川沿いの道

庭の枝垂れ桜も咲いた。
暖かい穏やかな日。


暗くなる前にバイクに乗ることにした。
今日は、いつもと違って右岸を走った。

右岸左岸
川上から川下に向かって、左側が左岸、右側が右岸。
私は反対に思ってた。

走っていて気づいた。
川沿いにバイクで走ることのできる道は、4本ある。

まず、一番川に近いところにある道。
これは、道の向こうは、水が流れている。
次にあるのが、氾濫原の奥、土手際。
そして、川の土手にある道。
それから、土手の向こう側に川に並行して走っている道路。


一番走りやすいのは、土手に並行して走っている道路。
一般道なので、アスファルトで舗装してあるので走りやすい。ただし、車も通るので気を使う。

土手の上の道も、舗装ができているところが多く、一般道と変わらないレベルのところも多い。
ここは、車はないが代わりにウオーキングやランニング、犬の散歩をしている人がいる。

これは、一般道で車に気を使うのと反対の意味で気を使う。
一般道は、車と接触し、自分が怪我などしないよう気を使うのだが、土手の上は、人と接触して怪我をさせないよう気を使うことになる。

川側の道と土手側の道は、どちらも似たようなものだ。
アスファルト舗装をしてないのがほどんどで、歩いたり走ったりするには、いいだろうが、自転車では、路面の凹凸がガンガンハンドルに響き、乗りにくい。


もう1つ面白いことに気づいた。
それは、芝生。

芝生の上は、原則走らないのだが、河岸の工事中などで、走らざるを得ない場所がある。

この芝生の上を走ると、芝生に車輪がめり込む。
そうすると、ペダルに力をかけないと進まない。

この時、どのようにペダルに力をかけるべきか、よくわかる。どういうことかというと、芝生に車輪がめり込んでいるので、車輪がうまく回る様に力がうまく伝わっていないと進まない。

例えば、ペダルの一番下で、踏み込む=力を加えても、それは自転車を地面の押し付けているだけで、車輪を回す力にはなっていない。

YouTubeなんかをみていると、ペダルの12時から3時くらいのところで脚を踏み出すとか言っておられた。

これを路上でやってみても、実はなかなかピンとこない。
なぜなら、効率的に力が伝わっていなくても、惰性で自転車進んでいるからだ。

ところが、芝生の上だと、車輪が回転する力=進む力が少なくなると、途端に自転車が進まなくなる。

従って、どのあたりまでペダルを押せば、効率的に力が伝わっているか、即座にわかる。12時〜3時ではなく、4時過ぎの様な気がした。

これは、トレーニングに取り入れてもいいかなと思った。

もう1つ。
夜道(川側のところ)を20Km近くで走ると、フロントライトの先に何か障害物とか、そもそも道が途切れているとかがわかっても、猶予は1〜2秒しかない。

だって、時速20Kmだと秒速5.6mくらいになる。フロントライトは5m先くらいを照らしているので、猶予は1秒だ。

この1〜2秒の間に、認識・判断・対応をしないといけない。
車の運転をしている時、何か危険を察知し、ブレーキを踏むまでに1秒かかると、免許センターで言っていた。

自分はもっと早く反応しているわいと思う方は、実験してみるといい。私もそう思っていたが、人並みだった。

さて、そうなるとなんらかの対応策を考えないと、そのうちロードバイカー、夜の川に転落・・・なんて記事の主人公になってしまう。

対応策は、
1. 夜は川の側は、スピードを出さない。そもそも、走らないがベター。
2. 少なくとも、10m先を煌々と照らすフロントライト乃至はヘッドライトを装備する。

1は、ウイークデイに走ろうとすると、どうしても時間帯が夜になる。夜間の一般道と河岸の道のリスクのどちらを選択するかという判断になる。

車に轢かれるリスクを取るか、川に転落するリスクを取るかだが、どちらも嫌だ。強いていえば、川に転落する方が被害は少ないかもしれない。心理的ダメージは結構あると思うが。

2は、私が手に入れようとして失敗した、1000ルーメンどころか、25,000ルーメンとかいうのがAmazonにある。
これなら、行けそうだ。

こうやって考えると、夜間の一般道は、今以上に対応策はないが、河岸の道は、明るい光源を用意すれば、今よりリスクは減る。

問題は、ヨメ・ハン皇帝の厳しい監視網の裏をかいて、密輸できるかどうかだ。



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