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プレアデス星団(昴)

https://apod.nasa.gov/apod/ap211124.html

プレアデス星団(昴)は、六連星とかプレアデスの7姉妹と言われる様に、肉眼では、6〜7個の青く輝く星の集団に見える星団だ。

しかし、実際は、この写真でわかる様に、たくさんの星が集まっている。正確な数は分からないが、およそ1000個くらいの星の集団ではないかと言われている。

星団の直径は、約16光年、距離は、443光年のところにあり、地球に最も近いところにある星団だ。

プレアデス星団は、青い星が煌めき綺麗だ。
星は、温度の低い方から高い方に、赤・黄・白・青の色となる。だから、プレアデス星団の星は、高温だ。

高温の星は、核融合反応を活発に行うために、燃料となる水素の消費が激しい。そのため、星としての寿命は短い。
数百万年から数千万年と考えられているのだ。

また、同じ様に青い星が集まっていることから、この星団に属する星は、同じ分子雲から、同じ様な時期に生まれたと考えれている。大体、1億年前後だ。

今後数百万年から、数千万年後、このプレアデス星団は、一斉に星としての寿命を終えるとすると、プレアデス星団の様相は一変する。

赤色巨星や超新星が1,000個程度できるのだろう。
超新星が、1000個もできたら、そりゃ、見事な光景だろう。
いや、恐ろしい光景かもしれない。

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