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トールの兜・・・と言われても
トールのカブトと言われても、トールが何かわからないと、全くイメージがわかない。
トールは、北欧神話最強の戦神でアースガルド(テレビSFドラマ、スターゲイトに出てくるアスガルドのモデルですな)に住み、農業と雷を司る、燃えるような目と赤髪を持つ大男。雷神トールの(Thor's)日(day)thusdayとして木曜日の語源になっている。
武器としてミョルニルというハンマー(これで稲妻を発生させる)を使う、直情径行、気は粗いが弱いものいじめは一切しない。
なおかつ、金髪美人の嫁さんシフにぞっこんで、浮気なんか考えたこともないという、神々の中では稀な存在。
映画のマイティソー、あれですな。
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NGC2359とカタログされているこの星雲は、トールの兜と呼ばれている。トールの兜は両側から翼が生えているように描かれているので、この名前がついたのでしょうな。
もっとも、我々のイメージする、バイキングの角つきの兜は、後世の創作で、本当は角はついていなかったという説が、最近は主流のようです。
ところで、この兜ですが、直径が30光年あります。でかい!さすが神様の兜。また、この中心で輝いている星はウォルフ・ライエという星で、超新星になる前段階にあると考えられています。
青色の発光は、酸素原子の発光ですと。
PS
ドラマや映画で構成がしっかりしていて、かつ、ロマンがあり見ていて飽きないものは、神話をベースにしているものが多い。
神話というのは、人間の心に響くよう、それほど洗練されてきたのだとも言えるかなと思う。
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