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スパニッシュダンサー


https://apod.nasa.gov/apod/ap230508.html

かじき座方向、4000万光年の位置にある、渦巻銀河。
スパニッシュダンサー渦巻銀河(The Spanish Dancer Spiral Galaxy:カタログ名はNGC 1566)と名前がつけられている。

見ての通り、中心から大きくダイナミックな2本の腕を持っている。腕は、青く明るく輝く星団と暗い宇宙塵の筋が特徴的に見えると思う。

見た瞬間、これはかなり活発な星生成が行われている銀河だなとわかると思う。

この銀河の中心は、活動銀河核と言われる、活発な銀河核があり、強力なエネルギーを放出している。
その量は、銀河の他の部分を合わせた量よりも多いこともある。

このような銀河を発見者にちなんで、セイファート銀河という。
当然そこには、超巨大ブラックホールがあり、そのブラックホールの周りに形成される降着円盤から、物質がブラックホールに落ち込む時に解放される重力エネルギーが源だと考えられているのだ。


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