レッドスプライト・木
今月、フランスのピレネー山脈で撮影されたレッドスプライト(Red Sprite)。
レッドスプライトというのは、雷雲上の中間圏で起こる発光現象で、超高層雷放電の一つ。
その色(赤)とひょっこり現れるというところから、妖精(sprite)と名付けられたという。
高度約50Km〜80Kmで発光し、鉛直方向の大きさは20Km程度、水平方向の大きさは、数Kmから70Km程度になる。赤色は、スペクトル分析から、窒素分子が発光に寄与しているとわかっている。
地上に生えている木は、スプライトと全く、その性質において似ていない。片や一瞬の光で、木は長寿。上空數十キロにあるのと、しっかり地上に根を下ろしているもの。
しかし、奇妙に形が似ていると思わない?と元記事の著者は書いていた。
下の図は、色々な放電現象の図解
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。