マゼランの山
ラグナ・レヒア塩湖(Laguna Lejia)とチリ北部のアントファガスタ州のアルティプラノ(チベット高原に次ぐ世界で2番目に広い高原)に聳える火山の頂。
その頂を挟むようにして、右側に大マゼラン雲、左側に小マゼラン雲が写る。
さらに小マゼラン雲の隣に明るく輝く、南天の宝石と称される、47トゥカナエ球状星団。
大マゼラン雲は、地球から180,000光年、小マゼラン雲は210,000光年の位置にある、天の川銀河の伴銀河。
共に、マゼランが南半球を航海している時に発見したと言われる。
47トゥカナエ球状星団は、天の川銀河のハローを回っている、オメガケンタウリに次ぐ明るさを誇る、球状星団だ。
13,000光年の距離にある。
差し渡し 120光年の大きさの中に数百万の星がぎっしり詰まっている。
南米には、こう言う異世界のような風景がある。
いつか行ってみたい。
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