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階段を上り下りする時の膝の使い方

私は、階段は二段づつ登ることにしています。
時々、三段に挑戦することもあります。

やってみた方はわかると思いますが、かなり膝に負担がかかります。その結果、膝を痛めることがあります。

階段にかけた脚に、力をグッと入れた瞬間に、アッやったなとわかります。

また、そもそも膝の調子が悪い時は、階段を上るときに痛みが出ることが多いと思います。

この膝の痛みは、なかなか治りにくく、放置しておくと悪化したり、慢性化することもあります。

私も、過去、数ヶ月痛みが続いたことがあります。
最初は、筋肉痛と同じで、筋トレの効果ぐらいに思って、そのうち治るだろうと思っていましたが、膝の痛みは普通の筋肉痛と違うものがあると分かりました。

しかし、ある時、階段を上る時の膝の角度によって、痛みが消える、あるいはより痛むということに気づきました。

それからは、この角度に注意して膝を使うことによって、ほぼ膝が痛むということは無くなりました。
もっとも、急性のときは、膝周りの靭帯やこれにつながる筋肉の緊張をとるという手当てもしますが。

具体的にどういうことかというと、下記のイラストのO脚、X脚のように膝を使うと痛みます。
リュウマチと書いてあるような膝の使い方をすると痛みません。

このイラストは、以前の記事で紹介した、「100年足腰」の中に書いてあるイラストです。膝が痛むとき大腿骨と脛骨がどうなっているか原因別に描いたものなので、リュウマチと書いてありますが、わかりやすいので借用してます。


要するに、膝関節にかかる力を膝の一方向に偏らないように
すると痛みが出ないということです。

これを意識して、膝にかかる力の方向を調節しながら、階段を上り下りするようにすると、痛みがなくなる、あるいはだんだん軽減していくようです。

また、普段歩く時や、立ち上がる時も、これを意識していると膝を痛めないようです。

ようですというのは、私は、これをいつも意識しているので、よほど無茶な筋トレとかしない限り、ほとんど膝の痛みとは無縁になっているからです。

なお、イラストは概念図ですので、具体的な膝の角度は、自分の体に合ったものを見つけるしかありません。
と言っても、痛くなく、力が入る方向を見つけるだけですから、そんなに難しないです。

すでに、O脚がひどく、慢性的な膝痛になっている人も、これを意識して膝を使うと治るそうです。
(変形性ひざ関節症の9割5分の人がO脚になっていると言います。)

治るそうですというのは、私は幸いO脚になったことがないないので、この経験はしていないからです。
しかし、理論的にも、私の経験から推測しても、正しいだろうと思います。


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