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ロードバイク6回目 風に弱い

曇り気味の空で、あまり気が進まなかったけど、ロードバイクで出かけた。
目的地は、車で40分弱のところにある、海浜公園。

海は、少し波が立っていた。
海岸沿いの自転車専用道路は、まだ砂が除去されていなくて走れない。

途中は、自転車専用道路があるわけではなく、一般道。
ここで、気づいた。

ロードバイクは道路で車と共存しなければならない。
ロードバイクといえども自転車でもある。
原則、車と同じ道路を走らなければならないのだ。

ということは、車との事故が起きないよう、車の走行に邪魔にならないよう気をつけ、なおかつ、自分のバイクを早く安定させて走らなければならない。

道幅の狭いところは、歩道を走ることにした。
道路交通法上、やむを得ない時、あるいは運転者が70歳以上の場合は、歩道を走ってもいいことになっている。

つまり、私は、常に歩道を走ってもいいのだ。
もちろん、歩行者に危害が及ばないよう注意しながらであるが。

しかし、歩道は走りにくい。
まず、交差点毎に、段差がある。

小石やガラス片がシャドウより断然多い。
バイクで走っていると、パチパチというような音がする。
パンクしないかと気がきでない。

だから、できるなら車道を走りたい。
しかし、安全と車の邪魔にならないようにするためには、致し方ない。

もう一つ気づいたことがある。
ロードバイクは、空気の力に弱い。

向かい風だと途端に走りにくくなる。
風に抵抗して走るのは、坂道を走るのと同じくペダルを踏むのに力がいる。

帰り道は向かい風だった。
正直、バイクで帰りたくなかった。
かといって、帰らざるを得ない。

追い風をいいことに、長距離を走るなんてことは、絶対にしないでおこうと思ったものだ。

その上これは向かい風の時だ。
風が横から吹いてくると、バランスを崩す。
前輪が風に煽られてふらつくのだ。

それも、木の葉が揺れる程度の風でもだ。
ベンチに座っていると、なるほど風が強いなと感じる程度。
天気が良くても、風の強い日はロードバイクで走るのに向かないなと思った。

気づいた3つ目。
ロードバイクは、砂道は走れない。

砂道といっても、道路に砂が1〜2cm被っている程度。
踏み固められ普通の土の道路と遜色ないくらいでも、タイヤがめり込む。ハンドルを取られる。

注意してゆっくり進入したのだが、それでも危うく転びそうになった。

ロードバイクは、芝生の上を走れない。
走っちゃダメだろうというツッコミは、置いておいて。
(実験ですがな。)

これも、砂地ほどではないが、車輪がめり込む。
ほんと、ロードバイクは舗装した一般道を走る用に作られているのだと、改めて思った。

これが、クロスバイクやマウンテンバイクなら屁でもないのだろう。

まあ、直感に従わなかった自分が悪いのだけどね。

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