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宇宙はハロウィーン

当然、シュミレーション画像です

これが現在わかっている宇宙の姿。
黒い網目のところが、ダークマター(暗黒物質)で、かぼそくオレンジ色に輝いているところが、我々が普段目にしている、星や銀河など、バリオン(いわゆる物質)のあるところ。

見たらすぐ分かるが、ほとんどが暗黒物質でこの宇宙はできている。
宇宙は、星がいっぱいですごい!と思っていたが、星は、ごくわずか、あとはほとんど、この暗黒物質でできている。
(いや、もっとダークエネルギー(暗黒エネルギー)というのが、もっと多いらしいが)

なんじゃそりゃ、となるが、本当に、なんじゃそりゃなんだ。
理論上ないと辻褄が合わない(重力の大きさが合わない)ので、あると考えざるを得ないが(今のところ)、目に見えないし(観測もできない)、重力として影響を及ぼす以外、物質に干渉しないとまあ、ゴーストみたいなものなのだ。

まあ、物があるとかないとか、見えるとか見えないとか、感じるとか感じないとか、全て、我々は、自分の感覚器官を通して感知している。
なおかつ、その感知したものを、脳内で再構成して、ああだこうだと思っているのであるから、その感覚から外れたものが、「存在」してもおかしくないのではあるが。

でも、この暗黒物質、黒く描いてあるから、何かおどろおどろしく、心穏やかではなくなるが、これを光の編み目のように描けば(ちょっと想像してみよう)、そりゃ、宇宙は、素晴らしく神々しいものに見えてくるではないか。

とまあ、ケルト民族の悪霊撃退のお祭りであったハロウィーンが、いつの間にか、日本に定着して(誰だ、こんなのを導入した奴は)、面白い格好をした若者が、うろついている夜だから、こんなのもいいかなと。


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