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アンブレラ銀河


https://apod.nasa.gov/apod/ap220207.html

なぜアンブレラ銀河と呼ぶかは説明いらないだろう。
ほんと宇宙には、なんでもあると思うわ。

問題は、なぜこんな形になっているか。

この本体の銀河は、NGC4651と呼ばれている。

NGCというのは、New General Catalogue of Nebulae and Clusters of Stars(星雲と星団の新一般カタログ)の略称。
デンマーク生まれでアイルランドで活動した天文学者ドレイヤー(Jhon Dreyer)が1888年に発表した、星団、星雲、銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体の天球上での位置と様相を示したカタログ。
したがって、NGC4651とは、このカタログの4651番にある銀河となる。

この銀河自体は、我々の天の川銀河と同じ程度の大きさがあり、かみのけ座方向に、約5000万年光年の位置にある。

傘の柄にあたるあたる部分は、銀河本体と同じ程度の約10万光年の長さがある。

傘の部分は、このNGC4651に引き込まれた、小さな伴銀河の残骸。
つまり、傘と柄は、NGC4651が伴銀河を引き寄せて、壊したことによって、できたものだ。

と考えられている、ということなのだが。
(だって、誰も銀河が引き裂かれるのを見たことないもの。)




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