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ロードバイク1ヶ月点検

ショップで、ロードバイクを買った時、1月経ったら、一度見せに来るように言われた。
出荷の時に一応調節しておくのだが、実際に乗ってみると色々微調整が必要になってくるからだ、との説明だった。

少し慣れてくると、たしかに微妙な不満が出てきた。

1 まず、前輪のブレーキの効きが、後輪のそれとくれべて    悪い。
2 それから、サドルの位置が低すぎて、こいでいると膝が痛くなる。
3 ブレーキ位置が少し遠く、指をかけにくい。
4 バックライトの取り外し方法が、よくわからない。

なんて感じ。
2〜3は、まだ本格的な走り込みをしているわけではないので、大して問題ではないが、1については、事故につながりかねない。安心してバイクに乗っていられない。

そこで、土曜日にショップに出向くことにした。
天気が微妙で、少し雨がパラつく。
ショップは車で20〜30分のところにある。

天気予報では、午後から雨も降るとある。
雨の中、バイクに乗るのは、嫌だなあ。
やめようか。

なんて思いがよぎって来た。
億劫病だ。
・・・・
いや、決行する!

面倒臭いとか億劫だとか思って、行動が止まること自体が問題だ。こんな思いが出てきたら、蹴飛ばして決行するのが正解。

それに、もし、雨が降り出しても、豪雨になるという程でもなさそうだから、この際、雨中バイクの体験をしておくのもいいだろう。と判断して、決行した。

いつもは、車で走っているところを、バイクで走る。
面白いもので、車で走っていると全く気づかなかったことに色々気づく。

新しくできた環状道路の歩道の内側が公園になっている。
それが、一定区間延々と続く。何年も通っている道だが、全く気づかなかった。
車の騒音がなるべく居住区域に届かないような配慮か。

その公園の中の道は、自転車通行可の標識が立っていた。
もちろん、バイクで40Km〜50Km出して走ることはできない。

しかし、普通の自転車で走ったり、バイクでゆっくり走る分には、車のことを気にせずに走れる。
これはいい。

今まで、道路というと、車と歩行者のことしか念頭になかった。自転車やバイクは、まあ添え物というか、どちらかというと邪魔な障害物のように感じていた。

しかし、自転車・バイクのことも、道路管理者はちゃんと考えているようだ。
当たり前だろうと言われそうだが、新鮮な気づきだった。

歩行者の視線、車のドライバーの視線、そしてバイクに乗った時の視線で、それぞれ違う風景が見えるものだとも気づいた。

例えば、道路の状態一つとってみても、路面の凹凸は、歩行者にとってはあまり問題ならないが、車やバイクにとっては、障害になる。

特にロードバイクにとっては、コンクリートの繋ぎ目の凹凸さえ、注意しないと操作に影響が出てきたりする。

車を運転している時は、ほとんど目に入らないが、バイクに乗って走ってみると、歩道や歩道の先の公園の存在などに気づいたりする。

なんてことをなど思いながら、ショップに行った。

点検の結果、前輪のディスクブレーキの油圧部分に空気が入って効きにくくなっていたというので直してもらった。

そう、ロードバイクのブレーキは、油圧式のディスクブレーキなのです。だから、指1〜2本を引っ掛けただけでブレーキが効くのです。
最も、ディスクブレーキでない、機種もあるのですが。

サドルの高さも調節してもらって、だいぶ楽に漕げるようになった。バックライトの取り外し方もわかった。力を入れる方向が間違っていたのだ。

ブレーキ位置の調整は難しいとわかった。
慣れるしかない。

ところで、バイクの調整をしてもらっている間、時間があったので、陳列してあるマウンテンバイクの説明を聞いていたら、欲しくなってしまった。

乗りこなすとなったら、断然マウンテンバイクの方が面白そうだ。Youtubeにあるような、人一人やっと通れるような、ラフな山道をマウンテンバイクで駆け降りるなんて、痺れるわ。

ロードバイクより、よっぽど自分に合ってるんじゃないかと思った。

ま、ロードバイクで初期の目的を達成したら、考えよう。









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